ダニエル・ロト(フランス語: Daniel Roth, 1942年10月31日[1][2] - )は、フランスのオルガニスト、作曲家。息子に指揮者のフランソワ=グザヴィエ・ロト、ヴァイオリニストの(ヴァンサン・ロト)がいる。
経歴
1942年、ミュルーズ生まれ。地元の音楽院を経てパリ音楽院に進学し、モーリス・デュリュフレに和声、マルセル・ビッチュに対位法、アンリエット・ピュイグ=ロジェにピアノ、ロランド・ファルシネッリにオルガンと即興演奏を学ぶ[3]。またマリー=クレール・アランの薫陶も受けた。1963年にファルシネッリの後任としてサクレ・クール寺院のオルガニストに就任し、1973年にサン=シュルピス教会のオルガニストに転じた。
教育者としては、1973年からマルセイユ音楽院で教鞭を執り、1979年にはストラスブール音楽院に転出して1988年まで務めた。1995年から2007年までフランクフルト音楽院で後進の指導に当たった。
註
- ^ “Parijse organist Daniel Roth 75 jaar – exclusief interview”. 2018年12月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年12月27日閲覧。
- ^ ダニエル・ロト - Discogs
- ^ 2016年4月16日 - ウェイバックマシン