ダニエル・デファイエ(Daniel Deffayet, 1922年5月23日 - 2002年12月27日)は、フランスのクラシック・サクソフォーン奏者、音楽教師。
経歴
パリ出身。1968年からマルセル・ミュールの後を継いでパリ国立高等音楽院サクソフォーン科の教授に就任し、1988年まで同職を務めた[1]。彼は長きに渡り、ニース夏期国際アカデミーやアヌシーのアカデミー等で実習を活性化させた。
デファイエの教育方法はミュールのそれを引き継いだものであり、革新をもたらすことは考えなかったという。
彼が主宰したサクソフォーン四重奏団は、(アントワーヌ・ティスネ)の「アリアージュ」等とともにラジオ・フランスで芸術作品としてしばしば取り上げられている。
出典
- ^ "In memoriam : Daniel Deffayet, un éminent successeur", in Sax, Mule & Co, Jean-Pierre Thiollet, H & D, Paris, 2004, pp. 71-75 (フランス語)