ダイエー横浜西口店(ダイエーよこはまにしぐちてん)は、かつて神奈川県横浜市西区南幸二丁目に存在した大型商業施設(ショッピングセンター)である。店番号は0239。ネットスーパー取扱店舗。
ダイエー横浜西口店 (旧:横浜西口ショッパーズプラザ) daiei Yokohama-nishiguchi | |
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後に建てられることとなった横浜西口店の新館 | |
地図 | |
店舗概要 | |
所在地 | 〒220-0005 神奈川県横浜市西区南幸二丁目16番1号 |
座標 | 北緯35度27分52秒 東経139度37分3秒 / 北緯35.46444度 東経139.61750度座標: 北緯35度27分52秒 東経139度37分3秒 / 北緯35.46444度 東経139.61750度 |
開業日 | 1972年4月5日 |
閉業日 | 2019年2月11日 |
正式名称 | 第一・第二権田ビル |
施設所有者 | 権田金属工業株式会社 |
施設管理者 | 株式会社ダイエー |
延床面積 | 31,514 m² |
商業施設面積 | 11,348 m² |
中核店舗 | ダイエー横浜西口店 |
店舗数 | daieiとの25の専門店 |
駐車台数 | 88台 |
前身 | サンコー横浜店(現:本館) |
後身 | (仮称)イオンモール横浜西口 |
最寄駅 | 横浜駅 |
最寄IC | 横浜駅西口出入口 |
daiei |
概要
横浜駅西口の繁華街の一角に存在していた。首都圏レインボー作戦の一環で誕生したダイエーの代表店舗で、1968年に開業したサンコーの店舗を増築し1972年4月にオープンした[1]。開業当初の来店客は目標の7万人より2割程上回った。
横浜西口ショッパーズプラザが名称であったが、この名称は公式には使用されず、「ダイエー横浜西口店」の名称を前面に出していた[2]。
本館と新館の2つが存在しており、専門店は新館に集約されていた。本館の2階より上は「南幸市街地住宅」となっていた。地上10階・地下2階の店舗である。
2001年には若者が多い立地性を考慮し、斬新なイメージを打ち出すため、新しい広告塔(旧:ダイエー2代目ロゴマーク)の背景を白から黒に変更した。この背景の変更は、横浜西口店が初めて[3]。2005年にロゴマークが一新された事に伴い消滅した。
2019年2月11日をもって完全閉店となり、47年間の営業を終了した。閉店後は権田金属工業と都市再生機構(UR)の共同事業により、住居部分も含めて建て替えられ、9階建ての商業棟と8階建ての賃貸住宅で構成され、商業施設部分をダイエーと同じイオングループのイオンモールが入居し、「イオンモール横浜西口(仮称)」として、2023年秋にオープン予定となっている[4][5]。
東日本大震災による影響
2011年(平成23年)3月11日午後2時46分に発生した東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)による影響で、同店の周りの歩道で数々の地割れが発生し、営業を一時見合わせていた。この地割れについては多数のメディアに取り上げられた。
フロア構成
階 | 本館 | 新館 |
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8階-10階 | 住宅 | なし |
7階 | 専門店のフロア | |
6階 | 飲食のフロア | |
5階 | 玩具・文具と子供のフロア | |
4階 | 専門店のフロア | |
3階 | 生活用品・専門店のフロア | |
2階 | 衣料品・肌着・服飾雑貨・専門店のフロア | 専門店のフロア |
1階 | 食料品・酒・花のフロア | 日用消耗品・ヘルスケア・ビューティーケア・専門店のフロア |
売上
この統計は、日経流通新聞及び日本経済新聞が調査して順位付けしたものである。横浜西口店は近隣にニチイ(現:横浜ビブレ)が存在するも、1980年はスーパー業界で100位以内にランクインしていた(1986年 〜 1989年は圏外のため数字が不明)。
年度 | スーパー業界 | ダイエー内 | 小売総合 | 売場面積 | 売上 |
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1982年 | 50位 | 18位 | なし | 69位 | 101億3800万円 |
1983年 | 68位 | 19位 | なし | 151位 | 91億3000万円 |
1984年 | 86位 | 24位 | なし | 65位 | 89億2500万円 |
1985年 | 87位 | 28位 | なし | 69位 | 91億7400万円 |
1990年 | 147位 | 46位 | 90位 | なし | 100億2000万円 |
1992年 | 不明 | 40位 | 353位 | なし | 204億200万円 |
脚注
注釈
出典
外部リンク
- - ウェイバックマシン(2019年2月11日アーカイブ分)