タンボラ語(タンボラご、英語: Tambora language)は、アジアにおける死語の1つ。インドネシア・スンバワ島の中心集落であるタンボラでの口語であった。19世紀初めにイギリス人旅行者が記した単語リストなどしか残っていない。
タンボラ語の消滅
1815年、タンボラ山が人類史上世界最大となる大噴火(火山爆発指数7)を引き起こした。噴火により、タンボラの集落は壊滅的な被害を受け、住民(タンボラ人)はほぼ全滅した。これにより、現地で話されていたタンボラ語はこの際に死語となってしまった[2]。
脚注
- ^ Hammarström, Harald; Forkel, Robert; Haspelmath, Martin et al., eds (2016). “Tambora”. Glottolog 2.7. Jena: Max Planck Institute for the Science of Human History
- ^ “史上最大の噴火は世界をこれだけ変えた”. natgeo.nikkeibp.co.jp. 2021年4月16日閲覧。
関連項目
- (タンボラ文化)