『タンゴアルバム』は、1953年11月17日から2017年10月29日までの64年間西日本放送ラジオで放送されてきた日本唯一のアルゼンチン・タンゴ紹介番組である。パーソナリティーは、音楽評論家の岡田寛。
概要
- 1953年10月にラジオ四国(同年12月にラジオ香川に改称)が開局した一ヵ月後、放送開始。
- 当初は平木良子元アナウンサーがパーソナリティーを務めていた[1]が曲名のスペイン語読み方にリスナーからクレームがあり、7人も交代したという(55周年特番より[出典無効])。
- 1955年7月から最終回までパーソナリティーであった岡田寛は当初は構成作家であった[2]。
- 1970年代前半は「岡田寛の日曜音楽情報」のコーナーとして放送。
- 1980年代後半までは昼の番組であったが、その後日用深夜の最後の番組に移行、本番組が終わった後放送終了アナウンスが入る。
- 2005年1月2日には『タンゴアルバム新春特別番組 タンゴエンハポンスペシャル 』が放送された[3]。
- FMこんぴらでも「Shall We タンゴ?」として放送されていた。
- 2008年7月にホームページが開設された。
- 同年12月28日には「タンゴアルバムスペシャル 酒と男と女とタンゴ」が放送された。これは、日本民間放送連盟賞の中国・四国地方ラジオ部門「エンターテインメント番組優秀賞」を受賞。
- 2013年11月17日には60周年記念特番を放送。
- 日本通運がスポンサーから降板した後にタイトルコールが入れられた。
- スポンサー紹介は熊谷富由美アナウンサーが担当している。
番組の終焉
2017年10月29日、64年にわたって3000回以上放送してきたが、この日の放送をもって終了した[4]。
背景には、翌々日に控えていたradiko参入がある。本番組は性質上権利者不明の楽曲を多く扱うことからradikoの配信も難しいことがある。他局ではその時間帯のみフィラー処理をかけるパターンをとることが多いが、当番組は番組自体を打ち切るという最終手段に出た。
放送時間の変遷
- 1980年代:毎週日曜 12:20 - 12:50
- ? - 2006年4月2日:毎週日曜 25:00 - 25:30(以後日曜の最終番組)
- 2006年4月9日 - 10月1日:毎週日曜 24:30 - 25:00
- 2006年10月1日 - 2009年3月29日:毎週日曜 25:00 - 25:30
- 2009年4月5日 - 2017年10月29日:毎週日曜 23:30 - 24:00
コーナー
- エポカデホロン
- アントロヒア
- タンゴエンハボン
- 日本で作曲されたタンゴ・日本人がアルゼンチンで録音したタンゴを紹介する。
- タンゴ名曲大辞典
テーマ曲
スタッフ
- ディレクター:古茂田圭
脚注
出典
外部リンク
- タンゴアルバム(西日本放送)[]
- 興栄開発による番組紹介ページ[]
西日本放送ラジオ 日曜 25:00 - 25:30 | ||
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
放送休止 | タンゴアルバム | 放送休止 |
西日本放送ラジオ 日曜 24:30 - 25:00 | ||
タンゴアルバム | ||
西日本放送ラジオ 日曜 25:00 - 25:30 | ||
放送休止 | タンゴアルバム | 放送休止 |
西日本放送ラジオ 日曜 23:30 - 24:00 | ||
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