タラモサラタ(ギリシャ語:ταραμοσαλάτα / taramosalata[1]、トルコ語ではタラマ:Tarama[2])は、ギリシャおよびトルコの料理[3]。タラモサラダとも呼ばれる。
タラマ(魚卵の意)とニンニクをパンまたはジャガイモに練り合わせたメゼ(軽食、前菜)である。地中海地方ではもっぱら塩漬のコイやボラの卵を使用し、タラコは代用品である。日本ではタラコとジャガイモを用いてマヨネーズで調味する場合が多く、その語感から「タラコとジャガイモのサラダ」の略と誤認されることも多い[4]。
作り方 - パン粉またはマッシュポテトを準備する。
- 魚卵の皮に切れ目を入れて中身を取り出す。
- レモン汁・酢・オリーブオイル(マヨネーズはこれの代用)、魚卵、すりおろしたニンニクまたはみじん切りのタマネギを潰しながらよく混ぜる。生クリームまたはサワークリームなどを加えることもある。
- 1と3をよく混ぜて皿に盛り、コショウ少々を振る。他の野菜やバゲットなどがあれば添える。
脚注 - ^ taramasalata. en:Houghton Mifflin Company
- ^ "tarama". İlhan Ayverdi (2005). Misalli Büyük Türkçe Sözlük. 3 O–Z. Kubbealtı. p. 3069. ISBN (975-6444-24-X)
- ^ “tarama”. Contemporary Turkish Dictionary. en:Turkish Language Association. 2009年4月19日閲覧。
- ^ 21世紀研究会編『食の世界地図』文藝春秋・P273
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