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座標: 北緯38度00分 東経46度18分 / 北緯38.0度 東経46.3度
1721年のタブリーズ地震(1721 tabriz earthquake)は、1721年4月26日に、イラン・タブリーズ付近で発生したマグニチュード(M)7.7の大地震。甚大な被害をもたらした[1]。
被害状況
震源の周辺地域を中心に被害は深刻であり、モスクや学校、街の史跡など多数の建物が倒壊、およそ8万人が死亡したという[1]。本地震の発生は、災厄の前触れや、何らかの天罰によるものではないかと懸念されたという。この地域は、1724年にはオスマン帝国が占領し、経済は大打撃を受けている。なおタブリーズは18世紀に、本地震を含めて3回も大地震に襲われており、本地震のわずか6年後の1727年と1780年にも、それぞれ大地震が起きて大きな被害を受けた[1]。ただし、この地震は1727年の地震と同一の可能性があるとする説もある。