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タイワンベニヒノキ(台湾紅檜、学名:Chamaecyparis formosensis)は、ヒノキ科(ヒノキ属)の常緑針葉樹。別名はベニヒ(紅檜)。台湾原産。
分布
台湾の海抜1,000m以上の場所に分布する。多くは海抜1,500〜2,000mの地帯にタイワンヒノキ Chamaecyparis obtusa var. formosana の混交林として分布している。
特徴
用途
主に材木として利用される。建築用に(構造材)、(建具材)、造作材、(浴槽材)などの用途がある。
嘉義県阿里山郷周辺には巨木が多く存在したため、これを日本に運んで寺社建築などに利用することを目的に阿里山森林鉄路が敷設された。
阿里山国家風景区では神木として保護されており、観光の対象となっている。
現状
樹齢千年以上の巨木があり、現在は保護されている。
類似種
- タイワンヒノキ(台湾檜。タイワンベニヒノキよりやや標高の高い地域を中心に生育)
脚注
- ^ Conifer Specialist Group 2000. Chamaecyparis formosensis. In: IUCN 2010. IUCN Red List of Threatened Species. Version 2010.4.