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タイラス・トーマス

タイラス・ウェイン・トーマスTyrus Wayne Thomas 1986年8月17日 - )はアメリカ合衆国ルイジアナ州バトンルージュ出身の元バスケットボール選手。ポジションはパワーフォワード。206cm、102kg。

タイラス・トーマス
Tyrus Thomas
2008年のトーマス
引退
ポジション SF/PF
基本情報
愛称 T-Time
国籍 アメリカ合衆国
生年月日 (1986-08-17) 1986年8月17日(36歳)
出身地 ルイジアナ州バトンルージュ
身長(現役時) 206cm (6 ft 9 in)
体重(現役時) 102kg (225 lb)
キャリア情報
出身 ルイジアナ州立大学
ドラフト 2006年 4位
選手経歴
2006-2010
2010-2013
2015
2015
2015-2016
シカゴ・ブルズ
シャーロット・ボブキャッツ
メンフィス・グリズリーズ
(アイオワ・エナジー)(Dリーグ)
Eisbären Bremerhaven
Stats  Basketball-Reference.com
Stats  NBA.com 選手情報 NBA.Rakuten

経歴

大学はルイジアナ州立大学でプレイ。レッドシャツ(試合には参加できない練習生)を経て、パワーフォワードとしてロスター入りを果たし、2006年のNCAAトーナメントでは足に怪我を抱えながらもプレイし、チームをベスト4進出に導く働きをした[1]

2006年のNBAドラフトにアーリーエントリーし、ポートランド・トレイルブレイザーズから1巡目4位で指名を受けたが、ドラフト当日にシカゴ・ブルズにトレードされた[2]。そして10月31日のマイアミ・ヒート戦にてNBAデビューを果たすが、この試合でジェームス・ポージーとの接触で鼻を骨折するアクシデントに見舞われたが4得点5リバウンド2ブロックとデビュー戦としてはまずまずの成績を残した。鼻の骨折も(フェイスマスク)を装着することにより大事には至らず、1試合を挟んですぐに復帰した。

ルーキーシーズンは1試合平均13.4分という短い出場時間の中で、5.2得点3.7リバウンド1.1ブロックのアベレージを残し、オールルーキーセカンドチームに選出された。またこのシーズンのスラムダンクコンテストには、ブルズの選手としてはスコッティ・ピッペン以来の出場となったが、コンテスト出場の動機を「小遣い稼ぎ」と発言してしまったために顰蹙を買い、リーグから罰金も科せられた。2年目の2007-08シーズンは思ったように成績が伸びず、チームも大きく勝率を落とすなど期待外れのシーズンに終わった。

2008-09シーズンにブルズは新人デリック・ローズが加入し、新ヘッドコーチに(ビニー・デル・ネグロ)を迎えるなどし、新体制となってシーズンを迎えた。トーマスは先発の座を確保し、出場時間が大幅に伸びたことで10.8得点、6.4リバウンド、1.9ブロックと多くのスタッツでキャリアハイを更新[2]、チームのプレーオフ復帰に大きく貢献した。

2010年2月18日、ロナルド・マレーエイシー・ロー、ドラフト1巡指名権との交換トレードで、シャーロット・ボブキャッツへ移籍した。11月7日から12月22日までの22試合を負傷のため欠場しており、トレード前のシーズン成績は29試合に出場し、平均23.4分で8.8得点、6.3リバウンド、1.7ブロック、1,4スティール、1.1アシストの成績であった[2]。ブルズでは254試合に出場し1試合平均23.4分出場し、平均7.8得点、5.1リバウンド、1.4ブロック、0.9アシスト、0.9スティール[2]オーランド・マジックとのプレーオフ第4戦では21得点、9リバウンドをあげた[3]。2009-2010シーズン終了後に制限付きフリーエージェントとなった彼は、2010年7月、ボブキャッツと複数年契約を結んだ[3]

2012年1月25日のワシントン・ウィザーズ戦ではトリプルダブルにあとわずかの13得点、9リバウンド、9ブロックと活躍し勝利に貢献した[4]

2013年7月に、(アムネスティ条項)を行使されてボブキャッツから解雇された[5]

2015年1月13日、グリズリーズ傘下のDリーグチーム、アイオワ・エナジーに加入、1月22日、メンフィス・グリズリーズと10日間契約を結んだが[1]、次の契約は更新されず、再びアイオワ・エナジーに送られた。

2015年9月4日、バスケットボール・ブンデスリーガ(アイスベーレン・ブレーマーハーフェン)(ドイツ語版)と契約を結んだ。2016年2月16日に同チームを退団した。平均3.6得点、3.4リバウンドの成績であった。

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ a b “Memphis Grizzlies sign Tyrus Thomas to 10-day contract”. nba.com (2015年1月22日). 2020年6月25日閲覧。
  2. ^ a b c d “Bobcats acquire Tyrus Thomas from Bulls”. nba.com (2010年2月18日). 2020年6月25日閲覧。
  3. ^ a b “Bobcats Re-Sign Tyrus Thomas”. nba.com (2010年7月12日). 2020年6月25日閲覧。
  4. ^ “Recap: Wizards Crash Thomas' Block Party”. nba.com (2012年1月25日). 2020年6月25日閲覧。
  5. ^ “Bobcats Waive Forward Tyrus Thomas, Designate Him as Amnesty Player”. nba.com (2013年7月10日). 2020年6月25日閲覧。

外部リンク

  • NBA.com タイラス・トーマス (英語)
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