スー・ヴァーチュー(Sue Vertue, 1960年9月21日[1] - )は英国のテレビプロデューサーである。本名はスーザン・ニコラ・ヴァーチュー(英: Susan "Sue" Nicola Vertue)で、サリー出身[1]。主にコメディ番組を担当しており、『Mr.ビーン』や『(カップリング)』などの制作に携わった。母ベリル・ヴァーチューもプロデューサーである。
スー・ヴァーチュー Sue Vertue | |
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2013年サンディエゴ・コミコン・インターナショナルで、『SHERLOCK』パネルに登場したヴァーチュー | |
本名 | Susan Nicola Vertue |
生年月日 | 1960年9月21日(62歳) |
国籍 | イギリス |
職業 | テレビプロデューサー |
配偶者 | スティーヴン・モファット |
著名な家族 | ベリル・ヴァーチュー(母) ジョシュア・モファット(息子) ルイ・モファット(息子) |
活動歴
ヴァーチューは(ピーター・ベネット=ジョーンズ)の経営する制作会社、(タイガー・アスペクト・プロダクションズ)に勤めていた。ジョーンズはこの会社で、『Mr.ビーン』、『(ザ・ヴィカー・オブ・ディブリー)』[注 1]、『(ギミ・ギミ・ギミ)』などを制作している。
ヴァーチューは、1996年の(エディンバラ国際テレビ祭)で、脚本家のスティーヴン・モファットと出会った[2]。交際し始めてから、2人はそれぞれ勤めていた会社を離れ、彼女の母ベリル・ヴァーチューの経営する会社(ハーツウッド・フィルムズ)に参加している[3]。ヴァーチューが「ハーツウッドのためにシットコムを書いてくれないか」と頼み、モファットが2人の関係の進展を描いたのが、2000年からBBC Twoで放送された『(カップリング)』である。この番組の主要人物2人はスティーヴとスーザンであり[注 2]、それぞれジャック・ダヴェンポートと(サラ・アレクサンダー)が演じた[2]。
1999年には、『ドクター・フー』のスペシャル、"Doctor Who: The Curse of Fatal Death" (en) を制作した。この作品はモファット脚本で、(コミック・リリーフ)によるチャリティ番組『レッド・ノーズ・デイ』(英: "Red Nose Day")のために作られたものである[4]。
彼女の制作した作品には、他にも『(キャリー・アンド・バリー)』、『(スーパーノヴァ)』、"Fear, Stress & Anger" (en) 、『(ザ・カップ)』、『SHERLOCK』、『ドラキュラ伯爵』などがある[5][6]。
脚注
注釈
出典
- ^ a b “findmypast.co.uk”. Search.findmypast.co.uk. 2014年8月2日閲覧。
- ^ a b Sternbergh, Adam (2003年9月7日). “Selling Your Sex Life”. The New York Times2008年4月1日閲覧。
- ^ "After the Chalk Dust Settled"、 『(Chalk)』シリーズ1 DVD特典映像、 ReplayDVD.co.uk, prod. & dir. Craig Robins
- ^ “Comic Relief Who”. BBC (2004年1月1日). 2009年7月22日閲覧。
- ^ "BBC Drama announces 'Sherlock', a new crime drama for BBC One" (Press release). BBC Press Office. 19 December 2008. 2008年12月27日閲覧。
- ^ “Sherlock”. Ray Holman website. 2016年4月7日閲覧。