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スワーヴダンサー (Suave Dancer) はアメリカ合衆国で生産され、フランスで調教を受けた競走馬および種牡馬。ジョッケクルブ賞(フランスダービー)、凱旋門賞などに勝利した。スアーヴダンサーと表記されることもある。
デビュー前
当初はあまり評価の高い馬ではなく、1989年のキーンランドセールで僅か4万5千ドルという安値で取引されている。
戦歴
1990年11月のダゴア賞でデビューし3着。1991年4月に初勝利を挙げると続くグレフュール賞で初重賞制覇。リュパン賞2着を挟んでジョッケクルブ賞(フランスダービー)に出走し、後の凱旋門賞馬(スボーティカ)に4馬身差をつけ快勝している。次走アイリッシュダービーではイギリスダービーを5馬身差で圧勝したジェネラスとの3歳頂上対決に注目が集まったが、ジェネラスに3馬身差をつけられての2着に敗れている。アイリッシュチャンピオンステークスに楽勝し臨んだ凱旋門賞では、アイリッシュダービーで敗れたジェネラスが8着に沈むのを尻目に2馬身差で快勝した。
この年のカルティエ賞最優秀3歳牡馬の選出はジェネラスとスワーヴダンサーとの間で難航したが、最終的にはスワーヴダンサーが選ばれている。
1992年は5月のガネー賞から始動したが3着に敗れ、レース後に故障が判明し引退した。
競走成績
- 1990年(1戦0勝)
- 1991年(7戦5勝)
- ジョッケクルブ賞 (G1) 、アイリッシュチャンピオンステークス (G1) 、凱旋門賞 (G1) 、グレフュール賞 (G2)
- 1992年(1戦0勝)
引退後
引退後は種牡馬となり、日本に輸出予定もあったが、1998年にシャトル種牡馬として供用されていたオーストラリアで落雷にあい急死した。
主な産駒
- コンプトンアドミラル (Compton Admiral) - エクリプスステークス
- ヴォルヴォレッタ (Volvoreta) - ヴェルメイユ賞
- エグゼキュート (Execute) - ガネー賞
- マートゥーム (Mahtoum) - シドニーカップ
血統表
スワーヴダンサーの(血統)ニジンスキー系(ノーザンダンサー系) / Princequillo5×4=9.38% | (血統表の出典) | |||
父 Green Dancer 1972 鹿毛 | 父の父 Nijinsky II1967 鹿毛 | Northern Dancer | Nearctic | |
Natalma | ||||
Flaming Page | Bull Page | |||
Flaring Top | ||||
父の母 Green Valley1967 黒鹿毛 | Val de Loir | Vieux Manoir | ||
Vali | ||||
Sly Pola | Spy Song | |||
Ampola | ||||
母 Suavite 1981 鹿毛 | Alleged 1974 鹿毛 | Hoist the Flag | Tom Rolfe | |
Wavy Navy | ||||
Princess Pout | Prince John | |||
Determined Lady | ||||
母の母 Guinevere's Folly1976 鹿毛 | Round Table | Princequillo | ||
Knight's Daughter | ||||
Lodge | *ボールドラッド | |||
Little Hut F-No.4-r |
外部リンク
- 競走馬成績と情報 netkeiba、JBISサーチ、Racing Post