スポーツ・ミュージアム山田コレクション（スポーツミュージアムやまだコレクション）は、福井県福井市勝見にあった私営の博物館。
| スポーツ・ミュージアム山田コレクション | |
|---|---|
| 施設情報 | |
| 正式名称 | スポーツ・ミュージアム山田コレクション |
| 前身 | スポーツ・カフェ山田コレクション |
| 専門分野 | 長嶋茂雄関連の収集物など |
| 館長 | 山田勝三 |
| 管理運営 | 山田勝三（私営） |
| 開館 | 2007年4月25日 |
| 閉館 | 2013年4月以前 |
| 所在地 | 〒910-0856 福井県福井市勝見3-20-12 |
| 位置 | 北緯36度3分13.0386秒 東経136度14分1.518秒 / 北緯36.053621833度 東経136.23375500度座標: 北緯36度3分13.0386秒 東経136度14分1.518秒 / 北緯36.053621833度 東経136.23375500度 |
| 外部リンク | - ウェイバックマシン（2012年10月16日アーカイブ分） |
| プロジェクト:GLAM | |
概要
福井県の実業家・山田勝三が自身の邸宅を改造し、スポーツ・カフェ山田コレクションとして2007年4月25日に開館[1]。
入館料は大人1人1,000円であったが、ホームページにあった割引券をプリントアウトして持参するか、入口で入館料を払う際にセブン-イレブンのキャッチコピー言えば半額の500円となった。
自身が大ファンであった長嶋茂雄関連の収集物を中心に、各スポーツ界のスーパースターの実使用品などを始め、三重交通のバス停、ドラマの台本、古い家電製品やテレビ、セブン-イレブンの販促用景品、不二家の店頭に置かれていたペコちゃんの人形（『展示目的であり、転売はしません』と書かれた誓約書付き）など、ありとあらゆるものが展示、公開されていた。
展示品には、2004年に長嶋茂雄が脳梗塞で倒れた際に、長嶋家より売却された長嶋茂雄ゆかりの品々も含まれていた[2]。この他、福井市内に在住していた経験のある小林繁や、山田と交友のある金本知憲に関するコレクションも多く、開館していた当時は正面入口に『ミスター&アニキ金本の聖地』と書かれた大きな看板が掲げられていた（当時の画像）。
この他、掛布雅之の愛車であったジャガーXJR-S、阪神甲子園球場で使用された掛布のネームボード、グラブ、自身の新聞記事のスクラップ台帳なども展示されていた[3]。
2013年4月、同年初めに看板が外され、門が固く閉ざされていると報じられた[4]。その後、館長の山田が同年8月に死去したこともあり、ミュージアムはそのまま再開されることなく閉館した[5]。
閉館後
2014年10月1日より2015年8月31日まで、スポーツミュージアム・山田コレクションのアイテムは、特設サイト『Yokocho Premium Auction -山田コレクション-』[6]にて、プロ野球選手のサイングッズ関連を中心に、MLB、サッカー、ゴルフ、F1、プロレス、音楽関連、昭和レトロ、おもちゃ、フィギュア等が10,000点以上オークション形式で販売された。
その後、山田コレクションであった建物は改装され、2016年4月より建物向かいの医療法人が運営する老人福祉施設「いちごの森」となっている。
脚注
- ^ asahi.com：「チョーさん命」のコレクター、カフェ開店し公開 福井 - コミミ口コミ
- ^ “”. エキサイトニュース. 2010年3月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年6月20日閲覧。
- ^ “”. (ZAKZAK) (2010年4月16日). 2010年4月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年6月20日閲覧。
- ^ “”. 福井新聞 (2013年4月2日). 2013年9月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年6月20日閲覧。
- ^ “【S40News!】貴重なコレクションがオークションに！”. 昭和40年男 (2015年1月15日). 2018年3月1日閲覧。
- ^ スポーツミュージアム・山田コレクション 1万点の秘蔵アイテムを「Yokocho Premium Auction」で限定販売 DreamNews 2014年10月1日
外部リンク
- - ウェイバックマシン（2012年10月16日アーカイブ分）
- Yokocho Twitter公式アカウント
- Yokocho公式Facebookページ
- Yokocho公式mixiページ