スティーヴン・ローゼンバーグ(Steven Aaron Rosenberg, 1940年8月2日 - )は、アメリカ合衆国の免疫学者、がん研究者。IL-2の抗腫瘍効果を発見し、悪性黒色腫と腎がんに対するがん免疫療法を確立した。
ニューヨーク・ブロンクス出身。ブロンクス科学高等学校で学び、1961年にジョンズ・ホプキンズ大学を卒業、1964年にハーバード大学医学大学院からM.D.を取得した。1974年からアメリカ国立がん研究所(NCI)に所属。1988年からジョージ・ワシントン大学外科教授を務める。
受賞歴
- 2011年 - ウィリアム・コーリー賞
- 2013年 - 慶應医学賞
- 2014年 - マスリー賞
- 2018年 - オールバニ・メディカルセンター賞
- 2021年 - ダン・デイヴィッド賞
著書
- 『ガンの神秘の扉をひらく―遺伝子治療の最前線から』 村松潔 訳 文芸春秋社 2013年 (ISBN 4-16-347800-0)
参照
- Steven A. Rosenberg, M.D., Ph.D.
- Steven A. Rosenberg
- Steven Rosenberg Clinical Professor of Surgery