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スイスコム

スイスコム株式会社 (: Swisscom AG) は、スイスベルン近郊のイッティゲン (Ittigen) に本拠を置く電気通信事業者[1][2]。同国最大の電気通信事業者である。スイス連邦政府が51%の株を保有し[3]、2019年末時点で約19,000人の従業員を抱える。

スイスコム株式会社
Swisscom AG
チューリッヒ支店
種類 株式会社
市場情報 SIX: SCMN
本社所在地 スイス
3050
Alte Tiefenaustrasse 6, Ittigen
設立 1997年 (26年前) (1997)
業種 (情報・通信業)
代表者 Christoph Aeschlimann(CEO
外部リンク 公式ウェブサイト
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沿革

1852年ザンクト・ガレンチューリッヒの間でサービスを開始した電信サービスと1877年から始まった電話サービスがルーツであり、1920年にPost-, Telegrafen- und Telefonverwaltung (PTT) として両サービスが一体化された。1986年にデジタル通信サービスを開始した。

1997年の規制緩和で電気通信事業への民間事業者の参入が認められたことを受けて、1997年10月に電気通信事業と郵便事業を分離、郵便事業は「スイスポスト」となる一方、電気通信事業は新たに「スイスコム」としてリブランドされた[4]2006年4月、スイスコムの完全民営化が連邦参事会により提起されたが否決された。現在のロゴは2007年12月に発表され、翌2008年から使用されている[5]

2019年第5世代移動通信システムの導入を開始、スイスの主要都市や観光地で、5Gのネットワークが利用可能となった[6]

完全子会社としてFastweb S.p.A.があり、イタリアにおける固定電話、ブロードバンドインターネット、IP放送サービスを提供している。スイスコムの売上の2割弱がFastweb S.p.A.による[7]

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ “The Swiss telecommunications market” (英語). 国際電気通信連合. 2016年9月7日閲覧。
  2. ^ “Internet-Auszug - Handelsregister des Kantons Bern” (ドイツ語). Handelsregister des Kantons Bern. 2016年9月7日閲覧。
  3. ^ “Swiss Confederation's share in Swisscom” (英語). Swisscom AG. 2016年9月7日閲覧。
  4. ^ “Annual Report 2014 Key Financial Figures” (英語). Swisscom AG. 2016年9月7日閲覧。
  5. ^ “History of the brand” (PDF) (英語). Swisscom AG. 2016年9月7日閲覧。
  6. ^ “Swisscom signs first 5G roaming agreements with SK Telecom and Elisa” (英語). Telecoms Tech News (2019年7月18日). 2020年8月15日閲覧。
  7. ^ “Company Profile” (英語). Swisscom AG. 2020年10月13日閲覧。

外部リンク

  • 公式ウェブサイト(英語)(ドイツ語)(フランス語)(イタリア語)
  • Swisscom News EN (@swisscom) - Twitter(英語)
  • Swisscom (@swisscom) - Instagram(英語)
  • Swisscom - YouTubeチャンネル(ドイツ語)(英語)
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