『ジョーンの秘密』(ジョーンのひみつ、Red Joan)は、2018年のイギリスのスパイドラマ映画。監督は(トレヴァー・ナン)。イギリス史上最も意外なスパイとされたメリタ・ノーウッドの実話から着想を得たジェニー・ルーニーによる2014年の小説『Red Joan』を映画化した作品で、主人公のジョーン・スタンリーをジュディ・デンチ(若い時代はソフィー・クックソン)が演じている[3][5][6][7]。
ジョーンの秘密 | |
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Red Joan | |
監督 | (トレヴァー・ナン) |
脚本 | リンジー・シャピロ |
原作 | ジェニー・ルーニー 『Red Joan』 |
製作 | (デイヴィッド・パーフィット) |
製作総指揮 | ティム・ハスラム ヒューゴ・グランバー ジギー・カマサ ジェームズ・アザートン ジャン・ペイス ケリー・E・アシュトン カール・シドー |
出演者 | ジュディ・デンチ ソフィー・クックソン |
音楽 | ジョージ・フェントン |
撮影 | ザック・ニコルソン |
編集 | クリスティーナ・ヘザーリントン |
製作会社 | Trademark Films Quickfire (エムバンクメント・フィルムズ) (トゥイッケナム・スタジオ) Cambridge Picture Company |
配給 | ライオンズゲート キノフィルムズ |
公開 | 2019年4月19日[1][2] 2020年8月7日[3] |
上映時間 | 101分 |
製作国 | イギリス |
言語 | 英語 |
興行収入 | $3,430,191[4] $10,647,493[4] |
ストーリー
この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。 |
時は2000年。イギリスで、半世紀前に旧・ソ連の国家保安委員会(KGB)に核開発の機密を流していたスパイがMI5に逮捕された。だがその人物は、ジョーン・スタンリーという、どこにでもいるような80代の老女だった。
ジョーンの息子で弁護士のニックは、無罪を主張する母親を信じて彼女の弁護を担当することになる。しかし、そんな彼の思いとは裏腹に、ジョーンの驚くべき過去が次々と明らかになっていく。
キャスト
- ジョーン・スタンリー: ジュディ・デンチ
- 若い頃のジョーン: ソフィー・クックソン
- マックス・デイヴィス教授: (スティーヴン・キャンベル・ムーア) - ジョーンの上司。
- ニック・スタンリー: (ベン・マイルズ) - ジョーンの息子。弁護士。
- レオ・ガーリチ: (トム・ヒューズ) - ジョーンの恋人。
- ソニア: (テレーザ・スルボーヴァ) - ジョーンの友人。レオのいとこ。
作品の評価
Rotten Tomatoesによれば、批評家の一致した見解は「魅力的な実話を当惑するほど退屈な形でドラマ化した『ジョーンの秘密』は、その物語の驚くべきストーリーを、そしてジュディ・デンチの圧倒的な才能を無駄にしている。」であり、151件の評論のうち高評価は30%にあたる45件で、平均点は10点満点中5点となっている[8]。 Metacriticによれば、22件の評論のうち、高評価は7件、賛否混在は13件、低評価は2件で、平均点は100点満点中45点となっている[9]。
出典
- ^ Billington, Alex (2019年1月16日). “Sophie Cookson & Judi Dench in First Trailer for Spy Drama 'Red Joan'” (英語). FirstShowing.net2019年3月23日閲覧。
- ^ “Red Joan” (英語). IFC Films. 2019年3月23日閲覧。
- ^ a b ジョーンの秘密 - 映画.com
- ^ a b “Red Joan” (英語). Box Office Mojo. IMDb. 2019年6月16日閲覧。
- ^ Grater, Tom (2017年9月7日). “Judi Dench, Sophie Cookson to star in Trevor Nunn's 'Red Joan' (exclusive)” (英語). Screendaily2019年5月17日閲覧。
- ^ “ジュディ・デンチ、イギリス史上“最も意外なスパイ”に『ジョーンの秘密』公開”. シネマカフェ. (2020年5月26日)2020年5月26日閲覧。
- ^ “ジュディ・デンチ「ジョーンの秘密」が公開、スパイ容疑で告発された女性の実話”. 映画ナタリー. (2020年5月26日)2020年5月26日閲覧。
- ^ “Red Joan (2018)” (英語). Rotten Tomatoes. 2021年7月3日閲覧。
- ^ “Red Joan Reviews” (英語). Metacritic. 2021年7月3日閲覧。