ジョード・カリム（ドイツ語：Jawed Karim, ベンガル語：জাওয়েদ করিম, 1979年10月28日[1] - ）は、YouTubeの3人の創立者の一人[3]。バングラデシュ人とドイツ人の血を引く。世界で最初のYouTube第一発案者及び発起人張本人兼YouTube社創業者である。また、YouTube史上最初に動画を投稿した者でもある。
来歴
母親はドイツ人でミネソタ大学の生化学の助教授[4]。父親はバングラデシュ人で3Mの研究者[4]。東ドイツの(メルゼブルク)に生まれ、1982年に西ドイツに移住[2]。1992年に家族でアメリカに移住する[2]。Central High School卒業後、イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校に通う[5]。2000年に大学を去りPayPal社へ入社するものの、演習は続け2004年にコンピュータサイエンスの学士号を取得した[6]。
PayPal社では、後に一緒にYouTubeを立ち上げることになるチャド・ハーリーとスティーブ・チェンに出会う[7]。彼らは2005年の初めにPayPal社を退社し新事業の立ち上げを計画、同年2月にYouTube社を設立した[8]。また、彼はYouTubeで最初の動画となる「ミー・アット・ザ・ズー」を投稿している[9]。
YouTube 設立後
YouTube立ち上げ後は会社運営から身を引き、以後は無給の非公式なアドバイザー役を務める[10]。その後、スタンフォード大学のコンピュータサイエンスの修士課程に入学した[10]。
2006年10月、イリノイ大学にてYouTube: From Concept to Hyper-growthと題されたYouTubeの設立の経緯についての講演を行った[1]。また2007年5月には同大学の卒業式のスピーチに招かれる[1]。
2008年3月には大学生の起業を援助することを目的としたベンチャー基金・Youniversity Venturesを設立した[4]。
脚注
- ^ a b c d “”. Vizaca (2020年12月14日). 2021年11月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年11月19日閲覧。
- ^ a b c “”. Scholarsbangladesh.com. 2021年11月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年11月19日閲覧。
- ^ “”. CNN.co.jp. CNN (2020年4月24日). 2020年12月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年11月19日閲覧。
- ^ a b c “”. Real Leaders (2018年4月14日). 2021年11月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年11月19日閲覧。
- ^ “”. thedailystar.net (2006年12月8日). 2021年7月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年11月19日閲覧。
- ^ “”. ILLINOIS NEWS BUREAU. BUREAU (2006年5月27日). 2021年7月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年11月19日閲覧。
- ^ “”. AFPBB News (2007年2月9日). 2021年11月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年11月19日閲覧。
- ^ “【海外発！Breaking News】YouTubeで最初の投稿動画に登場した青年、15年経ち資産170億円超の大富豪に（米）＜動画あり＞”. テックインサイト (2020年4月24日). 2021年11月19日閲覧。
- ^ “”. CNN (2020年4月23日). 2020年4月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年11月19日閲覧。
- ^ a b “”. ニューヨーク・タイムズ (2006年10月2日). 2021年11月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年11月19日閲覧。
外部リンク
- jawed
- Y Ventures
- YouTube: From Concept to Hyper-growth - YouTube
- ユーチューブの「第3の男」--27歳で巨万の富を2度手中に, CNET Japan, 2006年10月13日