ジョーダン・ラーソン=バーバック(Jordan Quinn Larson-Burbach[1]、女性、1986年10月16日-)はアメリカのバレーボール選手。ポジションはウィングスパイカー。アメリカ合衆国代表。
来歴
アメリカ合衆国ネブラスカ州ドッジ郡フーパー市出身。ネブラスカ大学在学時より大学バレーで実績を残す。
2009年6月にアメリカ代表に選出され、2010年のワールドグランプリにおいて同国9年ぶりの優勝に大きく貢献した。同年10-11月開催の世界選手権に出場した。2011年8月のワールドグランプリで大会2連覇を果たした。同年11月のワールドカップで銀メダルを獲得した。現在、ロシア・スーパーリーグのディナモ・カザンに所属し、2011-12シーズンは栗原恵とチームメイトであった。2014年5月の世界クラブ選手権で金メダルを獲得した。
2012年にロンドンオリンピックで銀メダルを獲得した。2014年10月に行われた世界選手権では、悲願の三大大会初優勝を果たした[2]。2014-15シーズンよりトルコリーグの強豪エジザージュバシュに移籍した。2014-15シーズンの欧州チャンピオンズリーグと世界クラブ選手権の優勝に大きく貢献し、自身も2大会でMVPに輝いた[3][4][5]。2016年にリオデジャネイロオリンピックで銅メダルを獲得した。
2018年からは代表チームの主将を務め、同年のネーションズリーグで金メダルを獲得した[6]。同年の9月ー10月に行われた世界選手権では、主将として攻守にわたり活躍。しかし、メダル獲得ならず、5位ー6位決定戦で日本に3ー1で勝利し5位で大会を終えた。2021年に開催された東京2020オリンピックでは攻守に渡り大車輪の活躍をみせ、アメリカ初の金メダルを獲得に貢献。決勝のブラジル戦では最後の得点を決めた。大会MVP、ベストアウトサイドヒッター賞を受賞した[7]。
所属チーム歴
球歴
- 2003年 - 女子ユース世界選手権
- 2004年 - NORCECA(北中米カリブ海)ジュニア選手権 優勝
- 2009年 - パンアメリカンカップ 4位、北中米選手権 4位
- 2010年 - FIVBワールドグランプリ 優勝、世界選手権 4位
- 2011年 - FIVBワールドグランプリ 優勝、北中米選手権 優勝、ワールドカップ2011 準優勝
- 2012年 - FIVBワールドグランプリ 優勝、ロンドンオリンピック 準優勝
- 2013年 - ワールドグランドチャンピオンズカップ 準優勝
- 2014年 - 世界選手権 金メダル
- 2015年 - ワールドグランプリ 金メダル
- 2015年 - ワールドカップ 銅メダル
- 2016年 - ワールドグランプリ 銀メダル
- 2016年 - リオオリンピック 銅メダル
- 2017年 - ワールドグランドチャンピオンズカップ 銅メダル
受賞歴
脚注
参考文献
- アメリカバレーボール協会 - 公式プロフィール
- ネブラスカ大学 - 公式プロフィール
外部リンク
- FIVB - 公式プロフィール
- ディナモ・カザン - 公式プロフィール