ジョセファ・イロイロ(フィジー語: Josefa Iloilo、1920年12月29日 - 2011年2月6日)は、フィジーの政治家。同国における部族長クラスの称号“ラツ”(Ratu)を頭に付けてラツ・ジョセファ・イロイロ(Ratu Josefa Iloilo)と表記されることもある。同国の大統領(第3代)を務めた。
生涯
ビチレブ島西部ビセイセイ村生まれ。2000年7月13日に大統領に就任し、2006年に再任された。同年12月5日にクーデターが発生すると大統領の権限を奪われるが、2007年1月4日に返還された。しかしイロイロはクーデターを主導したフランク・バイニマラマ国軍司令官(首相代行、クーデター最中は大統領代行)寄りの姿勢とされ、バイニマラマの強い影響下にあるとされた。
88歳と世界でも最高齢の元首となっていた2009年7月30日、健康上の問題で大統領を退任。(エペリ・ナイラティカウ)副大統領が大統領代行に就任し、同年11月5日に正式に第5代大統領に就任している。
脚注
- ^ former-fiji-president-dies Former Fiji president dies ラジオニュージーランド 6 February 2011
公職 | ||
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先代 フランク・バイニマラマ (代行) | フィジー諸島共和国大統領 第3代(復職):2007年 - 2009年 | 次代 (エペリ・ナイラティカウ) |
先代 (カミッセ・マラ) | フィジー諸島共和国大統領 第3代:2000年 – 2006年 | 次代 フランク・バイニマラマ (代行) |
先代 (ジョサイア・タヴァイキア) (イノケ・タキヴェイカタ) | フィジー諸島共和国副大統領 1997年 – 2000年 | 次代 (ジョペ・セニロリ) |