ジェイコブ・"ジェイク"・カスダン(Jacob "Jake" Kasdan, 1974年10月28日 - )はアメリカ合衆国の映画監督、俳優。映画監督のローレンス・カスダンは父。シンガー・ソングライターの(イナラ・ジョージ)(ザ・バード・アンド・ザ・ビー)は妻。
来歴
1974年にローレンス・カスダンと妻メグの息子として、世俗的なユダヤ人家庭に生まれる[1][2]。両親は映画監督・脚本家として活動しており、ジェイクと弟(ジョナサン・カスダン)も同様に映画業界へ進み、監督・脚本家・俳優として活動している。子供のころには、父の映画『再会の時』『シルバラード』に出演している。
1998年にサスペンス映画『(ゼロ・エフェクト)』で監督デビュー。数本の映画監督を務めた他、ジャド・アパトーと共にテレビシリーズ『フリークス学園』ではプロデューサーと数エピソードを手がけ、『(Undeclared)』では監督を務めた。また、舞台でも監督を多数務めている。
2002年にはジャック・ブラック、コリン・ハンクス主演のコメディ『オレンジカウンティ』を監督。2006年の『The TV Set』ではデイヴィッド・ドゥカヴニー、シガニー・ウィーバーを主演に迎え、高い評価を得た。2007年には『ウォーク・ハード ロックへの階段』が公開された。2015年にロブ・ロウ主演のテレビシリーズ『(The Grinder)』の監督を務めた[3]。
主な作品
監督作品
映画
- (ゼロ・エフェクト)(1998年) - 監督、プロデューサー、脚本、出演
- (オレンジカウンティ)(2002年) - 監督
- (The TV Set)(1998年) - 監督、製作、脚本
- ウォーク・ハード ロックへの階段(2007年) - 監督、製作、脚本
- (Shades of Ray)(2008年) - 製作、出演
- バッド・ティーチャー(2011年) - 監督、製作総指揮
- (Friends with Kids)(2011年) - 製作
- SEXテープ(2014年) - 監督
- ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル(2017年) - 監督
- ジュマンジ/ネクスト・レベル(2019年) - 監督、脚本
- レッド・ワン Red One (TBA) - 監督・製作
テレビシリーズ
- フリークス学園(1999年-2000年) - 監督、製作
- (Grosse Pointe)(2001年) - 監督
- (Undeclared)(2001年) - 監督
- (Cracking Up)(2006年) - 監督
- カリフォルニケーション(2008年) - 監督
- Spring/Fall(2011年) - 監督
- New Girl / ダサかわ女子と三銃士(2011年-) - 監督、製作総指揮
- (Ben and Kate)(2012年-2013年) - 監督、製作
- (Weird Loners)(2015年) - 監督、製作
- フアン家のアメリカ開拓記(2015年-) - 監督、製作
- (The Grinder)(2015年-) - 監督、製作
出演作品
出典
外部リンク
- ジェイク・カスダン - IMDb(英語)