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シロウリ(白瓜、越瓜、学名:Cucumis melo L. var. utilissimus (Roxb.) Duthie et Fuller 'Albus')は、ウリ(メロン)の品種。また、その果実のこと。アサウリ、ツケウリ、カタウリ、モミウリ、マルヅケウリとも。夏の季語。
シロウリ |
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シロウリの実 |
分類(APG III) |
学名 |
Cucumis melo L. var. utilissimus (Roxb.) Duthie et Fuller 'Albus'[1] |
シノニム |
Cucumis melo var. conomon[2] |
和名 |
シロウリ(白瓜) |
呼称は、完熟すると皮の色が白っぽくなることにちなむ。身が緻密で味が淡白であるため、奈良漬けなどの漬物での利用が適している。種を抜いて螺旋状に切り塩をして干したものは
愛知県の尾張地方には、かりもりという品種がある[4]。
生産
地域特産野菜生産状況調査 / 確報 令和2年産[5]
作付面積(ha) / 収穫量(t) /出荷量(t)
全国 67 / 3,080 / 2,970
ランキング(収穫量上位5位まで)
1.徳島 30 / 1,800 / 1,800
2.千葉 12 / 773 / 708
3.愛知 1 / 78 / 72
4.福岡 2 / 72 / 69
5.大阪 1 / 63 / 54
利用
様々な郷土料理の食材にされている。()内の地域名は主な伝承地域。
脚注
- ^ 米倉浩司; 梶田忠 (2003-). “BG Plants 和名-学名インデックス(YList) シロウリ”. 2015年10月10日閲覧。
- ^ 米倉浩司; 梶田忠 (2003-). “BG Plants 和名-学名インデックス(YList) シロウリ synonym”. 2015年10月10日閲覧。
- ^ "雷干し/雷乾し". 講談社『和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典』. コトバンクより2020年10月21日閲覧。
- ^ “かりもりの粕漬け 愛知県”. うちの郷土料理. 農林水産省. 2020年10月21日閲覧。
- ^ “地域特産野菜生産状況調査 確報 令和2年産 年次 2020年 | ファイル | 統計データを探す”. 政府統計の総合窓口. 2022年12月21日閲覧。
- ^ “あちゃら漬け 福岡県 | うちの郷土料理:農林水産省”. www.maff.go.jp. 2022年12月21日閲覧。
- ^ “瓜の鉄砲漬 千葉県 | うちの郷土料理:農林水産省”. www.maff.go.jp. 2022年12月21日閲覧。
- ^ “かりもりの粕漬け 愛知県 | うちの郷土料理:農林水産省”. www.maff.go.jp. 2022年12月21日閲覧。
- ^ “奈良和え 奈良県 | うちの郷土料理:農林水産省”. www.maff.go.jp. 2022年12月21日閲覧。
出典
- 広辞苑第5版
- 『四季日本の料理 夏』講談社 (ISBN 4-06-267452-1)
- 『旬の食材 春・夏の野菜』講談社 (ISBN 4-06-270135-9)
外部リンク
- ウィキメディア・コモンズには、シロウリに関するカテゴリがあります。