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シラタマノキ(白玉の木、学名:Gaultheria pyroloides Hook.f. & Thomson ex Miq.)はツツジ科の常緑小低木。同属のアカモノの果実は赤く、本種は白い果実をつけることから別名シロモノと呼ばれることもある。
概要
中部以北の亜高山帯以上の草地等、比較的乾燥した場所に生える。高さは30cm程度。葉は互生し、鋸歯を持つ楕円形で3cm程度の大きさ。
花期は7-8月で、5mm程度のドウダンツツジのような釣鐘型の花をつける。花の先端はつぼまり、5裂し、裂片は反り返る。
9月頃、萼が肥大して果実を覆い、白い玉状になることからシラタマノキの和名がある。果実は甘味はあるがサリチル酸の臭いがするため生食には向かず、果実酒にされる。
ギャラリー
脚注
- ^ Thomas Thomson (1817-1878) botanist or Carl Gustaf Thomson (1829-1899) entomologist
外部リンク
- シラタマノキの標本(宮城県蔵王山で1946年7月27日に採集)(千葉大学附属図書館)
- Gaultheria pyroloides Hook.f. & Thomson ex Miq. (The Plant List)(英語)