シュヴェンチョニース(リトアニア語: Švenčionys)はリトアニアの都市。首都ヴィリニュスの北 84 km に位置する。人口の約3分の1がポーランド人の少数民族である。
都市名
シュヴェンチョニース(リトアニア語: Švenčionys)の各国語の表記は以下の通り。
歴史
シュヴェンチョニースはリトアニア大公国で最も古くからある街の一つで、14世紀から16世紀には街に地方の裁判所や修道院ができ、発展を遂げた。1830年から1831年にかけてポーランドやリトアニア各地でロシア帝国の支配に反発して起きた、11月蜂起の中心地の一つでもある。戦間期はポーランド軍の侵攻によりポーランド共和国領となった。ユダヤ人人口の多い街でもあり、1897年のロシア帝国による人口統計によると人口の52%がユダヤ人であったという[1]。しかし第二次世界大戦中に彼らの居住区は破壊され、ユダヤ人は追放され殺害された[2]。また、1941年から1943年にかけては街にゲットーも設置された。戦時中、数千人におよぶ現地のユダヤ人およびポーランド人が殺された[3]。戦後はリトアニア・ソヴィエト社会主義共和国領となった。
人口
脚注
関連項目
外部リンク
- Adutiskis-Svyla-Birveta wetland complex | Ramsar