シカソ州(シカソしゅう、Sikasso Region)は、マリ共和国の州。州都はシカソ。マリ最南部に位置し、北西をクリコロ州、北東をセグー州、南東をブルキナファソ、南をコートジボワール、南西をギニアと接する。
歴史
シカソ州の南西は、『(ワスールー)』という地域名で古来知られてきた。この地域は独特な音楽と狩りの強い伝統で知られている。
地理
ワスールーの中心都市はヤンフォリアである。 マリで最も降雨が多い地区であるため、農業が盛んであり、野菜や果物の生産や綿花で知られている。 この他にシカソ州には、首都バマコとの交通の接点であるブグニや、マリでもっとも生産性の高い綿花栽培地帯である北部のクーティアラなどの都市がある。
住民
住民はバンバラ人が多い。シカソ市はブルキナファソやコートジボワールからの移民や難民が多く、言語のるつぼとなっている。
産業
シカソ市は布や野菜の取引で知られる大きな市場で著名である。特にシカソのマンゴーは質がよいことで知られている。
行政区画
シカソ州は、7つの圏に分かれている。
- ブグニ圏 --- (ブグニ)
- カディオロ圏 --- (カディオロ)
- コロンディーバ圏 --- (コロンディーバ)
- クーティアラ圏 --- クーティアラ
- シカソ圏 --- シカソ
- ヤンフォリラ圏 --- (ヤンフォリラ)
- ヨロッソ圏 --- (ヨロッソ)
2001年時点の人口は1,609,967人。