サイカニア(Saichania)は、中生代白亜紀後期(カンパニアン期, 約7,500万 ~ 約7,000万年前)に生息した曲竜類に分類される恐竜。Saichaniaは「美しいもの」を指すモンゴル語に由来し、ゴビ砂漠の山脈名にちなむ。
サイカニア Saichania | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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サイカニア復元骨格だが、頭部以外は別の恐竜である | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
地質時代 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
約7,500万 ~ 約7,000万年前 (中生代白亜紀後期) - カンパニアン期 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
分類 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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種 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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概要
化石は南モンゴルの(ネメグト湖)近くの(クルサン層)で発見された。サイカニアの全長は約6mである。サイカニアは(テレサ・マリャンスカ)によって、1977年にタルキアと共に記載された。
その模式標本は体の前半部の骨格からなり、頭骨、頚椎を含む脊椎、肩帯、前肢、そして生前の位置にある骨質の装甲の一部などからなる。模式標本の他に引用された標本は、断片的な頭蓋骨上部およびそれに連結した装甲や、未記載のほとんど完全な骨格がある。
全体のシルエットは有名なアンキロサウルスにやや似ており、やはり尾に骨の塊でできたハンマーを備えていた。生活様式も同様か、近いものであったと推測される。
関連項目
外部リンク
- サイカニア(神流町恐竜センター) (日本語)
- Saichania, Gondwana Studios (英語)