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ゴクドーくん漫遊記

ゴクドーくん漫遊記』(ゴクドーくんまんゆうき)は、角川書店から刊行された中村うさぎライトノベル、およびこれを原作とする漫画作品、ラジオドラマテレビアニメである。原作のイラストは桐嶋たけるが担当。

ゴクドーくん漫遊記
ジャンル ファンタジーコメディ
小説:極道くん漫遊記

ゴクドーくん漫遊記
著者 中村うさぎ
イラスト 桐嶋たける
出版社 角川書店
レーベル 角川スニーカー文庫
刊行期間 1991年6月 - 1999年9月
巻数 全13巻
小説:極道くん漫遊記外伝

ゴクドーくん漫遊記外伝
著者 中村うさぎ
イラスト 桐嶋たける
出版社 メディアワークス
レーベル 電撃文庫
刊行期間 1993年6月 - 未完
巻数 既刊10巻
漫画:極道くん漫遊記 THE COMIC

ゴクドーくん漫遊記
原作・原案など 中村うさぎ
作画 桐嶋たける
出版社 メディアワークス
掲載誌 コミック電撃大王
レーベル 電撃コミックスEX
電撃コミックス
巻数 既刊2巻(電撃コミックスEX版)
全3巻(電撃コミックス版)
漫画:ゴクドーくん漫遊記 THE BADDEST
原作・原案など 中村うさぎ
作画 東田寛子
出版社 角川書店
掲載誌 月刊ドラゴンジュニア
レーベル (角川コミックス・ドラゴンJr.)
巻数 全3巻
アニメ:ゴクドーくん漫遊記
監督 杉島邦久
シリーズ構成 冨岡淳広
キャラクターデザイン 下笠美穂
音楽 秋元直也
アニメーション制作 トランス・アーツ
製作 テレビ東京
テレビ東京メディアネット
放送局 テレビ東京系列局ほか
放送期間 1999年4月2日 - 9月24日
話数 全26話
(テンプレート) - (ノート)
プロジェクト ライトノベル漫画アニメ
ポータル (文学)・(漫画)・(アニメ)

概要

その名の通り自分勝手で極道な性格の冒険者「ゴクドー・ユーコット・キカンスキー」と、彼を取り巻く個性豊かなキャラクターが繰り広げる冒険活劇で、寓話的要素も見られる。当初、原作におけるタイトルは『極道くん漫遊記』だったが、テレビアニメ版は『ゴクドーくん漫遊記』と改題した上で放送され、原作もアニメ化以後の版では同様のタイトルに改められた。

小説版は角川スニーカー文庫で全13巻が刊行。その後はメディアワークス電撃文庫で『ゴクドーくん漫遊記外伝』が刊行されていたが、第10巻「地獄に堕ちた亡者ども 」を最後に執筆が止まっており、本編と共に絶版となっていて続編発表の動きは無い。このことについて作者の中村は続きが書けなくなったとTwitter上で述べている[1]

主人公のゴクドーは、角川書店のゲーム雑誌『コンプティーク』で連載されていた『(ルーンワース)』()レビュー記事の、特別編として作られた別冊付録に掲載された欄外コラムのキャラクターが元になっている。このコラムを執筆したライターが、当時「イボンヌ木村」と名乗っていた中村である。自由度が高いアクティブRPGということで、正統派のプレイで進む本文と対比してひたすら我侭放題をやりつくす「極道プレイ」を行なうキャラクターとして、「極道くん」が設定されたものである[2]

登場人物

担当声優は、テレビアニメ版のもの。

ゴクドー・ユーコット・キカンスキー
[3] - 石田彰
本作の主人公。年齢16歳。身長172cm、体重58kg。好きなものは金儲けと美女。嫌いなものは命令されること、儲けのないこと、占いバーサン。
名が示す通りの傍若無人な性格で、他人の迷惑など全く考慮せずに自由気ままに生きることを本分としている。金儲けなどの悪巧みのために仲間を利用することも多々あるが、大抵は失敗に終わる。物語の冒頭で呼び出したジンの魔法で女の子に変身させられた際にはかなりの美少女になっていた[4]
本当はエシャロット国の王子であり、元々セイギと同じ体を共用するいわゆる二重人格者であったが、幼児の頃に父親である王に真っ二つにされて殺され、プリンスの母親に生き返らせてもらった。このとき、小説版では彼女の策、アニメ版では手違いという名目で、二つが分かれたまま生き返され、それが原因でゴクドーとセイギは独立することになる。この時に王の剣も同じく2分割され、炎の魔剣と氷の魔剣になった。セイギと共に正式に国王となったのだが、堅苦しい国王の生活と自分の趣味に合わない《恥ずかしい正装》に嫌気が差し、ジンに最後の願いで冒険者に戻してもらった。小説版におけるこの際の展開はシリアスで、ゴクドーを象徴するシーンとなっているが、アニメ版ではかなり簡略化およびコミカライズされている。
後に寄生型の神である、ヤム国の太陽の神リュウ・ジーを吸収して不老不死になり、時系列的に数10年後になる小説版外伝ではボケが進んでいた。武器は最初は普通の剣を使っていたが、すぐに炎を操る魔剣(名称不明:火の精霊サラマンダーを内に住まわす剣)に変わった。ゴクドーが呼び出すと瞬時に手に現れる。ルーベットの体と魂が入れ替わった時のツィンゲンツァイ編ツィンゲンツァイシスターズでは「ゴンゴン」と呼ばれる。この時、魔剣を呼んだが来ることはなかったが、弥勒に表面上だけ元に戻された時には呼び出せたため、魔剣がどういう仕組みで来るのかは不明(ゴクドーの身体を使っていたゴクウと、三蔵が作ったゴクドーの呪いの人形にはなぜか呼び出せた)。
アニメ版では最初完全な極悪人だったが、物語が進むに連れて変わったようで、アニメ最終回で乱暴な性格は相変わらずだが、仲間がいないと寂しいと本音を喋っている。小説版ではそのような直接的な描写は無い。アニメ最終回ではセイギの勘違いにより、ルーベットと共に指名手配されてしまっている。
ルーベット・ラ・レェテ
[5] - 吉田小百合
エシャロット国、ラ・レェテ公爵の一人娘。年齢15歳。身長153cm、体重41kg。好きなものは武芸一般と自己鍛練と歌うこと(上手かどうかは話は別、小説版では聞く者すべてが悶絶する)。嫌いなものは家事と規律と退屈。
エシャロット国王の陰謀に巻き込まれて誘拐されたが、ゴクドーと共に国王を倒した。その後、スリルを求めてゴクドーと共に冒険の旅へ出てしまう。小説版外伝1巻の主人公でもあり、13歳時に修道院へと強制的に入学させられてしまい、そこで後に出会う闇の女王達と知り合っている。その気の強さはゴクドーでさえ舌を巻くほどであり、ゴクドーに何度かその容姿の美麗さから人買いに売られているが、自力で戻ってきたり、さらにはその人買いと長年付き合う友人となったりとバイタリティに溢れる性格。ゴクドーに気があるような描写もあり、小説版では2巻:パルミット動乱編の最後、アニメ版では最終回のラストでゴクドーにキスをしていた。小説外伝ではアーサガにゴクドーとの関係を突っ込まれると頬を赤らめるなどの描写もある。後にゴクドーと同じように寄生型の神である、ヤム国の月の神ネガ・ナ・ルーナ(もしくはネガナ・ルーナ:小説ではリュウ・ジーの眷属の蛇神)を吸収して不老不死になる。武器は魔弓で小説版では背中に背負っているが、アニメ版では普段は玉の状態に収納されている。すさまじい怪力と脚力の持ち主であるが、音楽や絵などの芸術的なセンスは皆無だが、アニメ第17話では体が入れ替わったせいか普通に歌えている。アニメ最終回でセイギの勘違いにより、ゴクドーと共に指名手配されてしまった。
ニアリー
声 - 三木眞一郎
魔王の息子で通称「プリンス」。本名で呼ばれることはほとんど無く、地の文でもプリンスと書かれている。アニメ版では詠唱の際に「我が名、ニアリー・ザ・プリンス」と名乗っていたが、正式名称かどうかは不明。年齢17歳(魔界では700歳)。身長176cm、体重61kg。好きなものはルーベットと(2種類を除く)女性全般。苦手なものはママ(占いバーサン)と亀(乙姫)と猿(ゴクウの奥さん)。
気取った性格で、女性と仲良くするのが大好き。小説版とアニメ版とでは性格が違い、小説版では一人称は「俺」だが、アニメ版では「僕」。また、母親の呼び方も小説版では「あの女」などだが、アニメ版では「ママ」である。小説版では序盤でルーベットに熱烈なアプローチを掛けていたもののまるで相手にされず、中盤以降その描写は無くなった(エロ目的ならば多数あるが)。かなりの好色家で様々な女性キャラクターにちょっかいを出すが、その一人一人に対しては誠実。昔を知る髑髏姿となった女性にも優しく接し、一夜を共にする場面も。ゴクドーのライバル的存在で、自分の都合で他人を振り回すという点では互角である。パルミット国に混乱を引き起こした罰として母親に魔力の大部分を封印され、ゴクドーと旅をさせられることになる。外伝第6巻で異母弟であるフローラ(光の女王と魔王の息子)と結婚する。
ジン
声 - 島香裕金月真美(美少女ジン)
プリンスに仕えるランプの精。年齢不詳。身長228cm、体重186kg。好きなものは酒と説教。嫌いなものは反抗的な行為。真面目で実直。プリンスの行動に苦言を呈することもしばしば。美少女ジンと呼ばれるセクシーな女性に変身することができる。
ドラゴンなどにも変身することが可能で、かなり高い戦闘能力も所持している。ランプの精と言われているが、石ころから出てきたり、ゴクドーの呼び出しで出てきたりするため、ランプがなければ出てこられないというわけではないらしい。ゴクドーと一緒に行動しているのはサービスと言っていたが、本人自身が楽しんでついて行っているような感じでもある(己が欲望のために実直なその性格は嫌いではない様子)。小説版では闇の女王と同じ種族であり、プリンスのお目付け役としてゴクドー達とともに旅をする。無類の酒好き。男の時はいつも糸目であり、アニメでは一回だけ開いたことがある。酒が原因で一回、上司である占いバーサンによって魔力を封印されてしまった。
セイギ
声 - 石田彰
無駄に正義感溢れる若者。実はゴクドーの半身だが、性格と行動パターンはまるで正反対で、すぐに他人を信用する。ゴクドーと共に魔王となったエシャロット国王を打倒して、エシャロット王となる。武器はゴクドーの魔剣と対になる氷を操る魔剣を使う。ゴクドーとセイギが元は一人の人間であったように、炎の魔剣と氷の魔剣も元は一本の剣であった。元々ゴクドーと肉体が一緒だったため、アニメ版の描写ではゴクドーの身体にダメージを与えると、セイギ自身にもダメージが返ってきた。小説版ではお互い同一の存在ということで、攻撃が行われても瞬時に元に戻る描写だった(燃えたはずが燃えておらず、ゴクドーも凍って砕けたがすぐに元通りになり、仲間から気味悪がられた)。勘違いでアニメ版最終回にゴクドーとルーベットの指名手配をしていた。
小説版外伝ではアーサガとの間に「ヒーロー」(ラッキー/アンラッキー)という一人息子を持つ。外伝で明らかになったことだが、エシャロット王家の男子は先天的に「一つの身体に二つの魂を宿している」という設定が明かされている。
ナーニャ
声 - 浅川悠
チンゲツァイ国に住むキバ族族長の妹。満月の夜に虎化する半神半人である。小説版ではジンの妻になる。非常にキツい性格だが正義感が強い。当初は諸事情でプリンスの体に入っていたジンに惚れるが、元の姿に戻った大男のジンに対して「惚れ直した」と発言している。
占いバーサン(雑巾ババア)
声 - 堀絢子
プリンスの母親にして魔王の妻。年齢・身長・体重等は不明。好きなもの、ゴクドーくん。嫌いなもの、亭主。ジンと同じ種族である魔人族のプリンセスであり、また死を司る闇の女王であることが外伝で明かされた。従姉妹に生を司る光の女王がいるが、仲が悪く互いにいびりあっている。小説版では終始ゴクドーに雑巾ババアと呼ばれている。「魔王は悪いことをするのが仕事」といって、人間界にいらんちょっかいをかける夫を邪魔するために暗躍しているが、本人もかなり迷惑な人物。ゴクドーとセイギを2人に分けて蘇生した際、セイギは真面目な夫婦に預けたのにゴクドーは通りすがりの呑んだくれに押し付けるなどしている。
実は凄い美人であるが、ゴクドーを相手にする時には必ず老婆の姿で行動している。小説版では本編・外伝ともに重要なキーキャラ。様々な物語の裏事情に絡んでいる(パルミット国が崇拝する女神であったりなど)。
一休(いっきゅう)
声 - 大本眞基子
魔界にある煩悩寺の小坊主であり、ゴクドー並の悪知恵の才能がある悪魔。後に煩悩寺第二百十代目の住職になる。人間の魂を好物としており、何かにつけて魂を要求してくる。魂譲渡の契約書に本人がサインすると、その契約書の内容が履行された瞬間一休の手に契約者の魂が譲渡されるとあるが、ゴクドーが「あいつの魂をやる」と言った相手から強制的に魂を吸出したりする描写もあり、契約書が無くとも吸魂することが可能な様子。外伝では準主人公を務めている。小悪魔とされているが、魂の定義や人物の存在価値を熟考したりなど、道徳的な考え方もできる。アニメのツィンゲンツァイ編においてツィンゲンツァイシスターズのマネージャーとなる。
羅幽花(らゆうか)
声 - 荒木香恵
詩菫花の姉。芙蓉山に住む蛇の妖怪であり、妖怪の父親を屋敷に変化させて生活している。月の桂と呼ばれる妖力のこもった木から作った琴で相手を小さくする妖術を使う。ツィンゲンツァイシスターズでは「ランラン」と呼ばれる。姉妹共に男の扱いに長けている。
詩菫花(しきんか)
声 - 水野愛日
羅幽花の妹。ツィンゲンツァイシスターズでは「シンシン(原作)」「キンキン」と呼ばれる。
うさぎ
声 - 水野愛日
漫画版やアニメ版に頻繁に登場する2頭身のキャラクター。アニメでは終わりの部分で「〜つづく〜」という看板を片手に毎回現れる。桐嶋たけるによる漫画版では、ゴクドーやルーベットに混じって主要キャラを務める。

名前の由来

ゴクドー以外の各巻の主要登場人物名は、多くが著名な俳句を分解して作られている。しかし、元となる句を間違えたことが2度あり、いずれも読者から指摘されて後書きで釈明している。以下の例で、誤っている部分はこの書体で記す。

  • 「朝顔につるべ取られてもらい水」(加賀千代女) → 「アーサガ・オーニッツ」「ルーベット・ラ・レェテ」「モラ・イーミズ」(1巻)
  • 「やせがえる負けるな一茶これにあり」(小林一茶) → 「ヤー・セーガ」「エルマ」「ケルナ」「イッサー」「ココ」「ニアリー」(2巻)
  • 「菜の花や月は東に日は西に」(与謝蕪村) → 「菜野」「花夜」「月葉」「日賀氏」「丹飛」「波仁氏」「丹位」(3巻)
  • 「山路来て何やらゆかしすみれ」(松尾芭蕉) → 「夜魔」「慈亀」「鄭」「ナーニャ」「羅幽花」「詩菫」(4巻 - 6巻)
  • 「柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺」(正岡子規) → 「カー」「キクエ」「バッカー」「ネガナ・ルーナ」「リー・ホウ」「リュウ・ジー」(7巻)
  • 「目出度さも中くらいなりおらが春」(小林一茶) → 「メデッタ」「サモ」「チュー」「ウクライナ」「リオ」「ラーガ」「ハル」(8巻)
  • 「古池や蛙飛び込む水の音」(松尾芭蕉) → 「フールー」「イッケー」「ヤッカー」「ワズート」「ビコー」「ムーミィ・ズノー」「オットー」(9・10巻)
  • 「旅に病んで夢は枯野を駆け巡る」(松尾芭蕉) → 「タービニヤン」「デーユ」「メーハ」「カレーの王」「カッケーメ」「グール」(11巻)

評価

作品のコンセプトは「勇者らしくない勇者が、仲間らしくない仲間とともに、ファンタジーらしくないファンタジー世界を旅する」というもので、「ファンタジーの王道」という固定概念を徹底的に外すことによってそれを笑いにしていると評論家の榎本秋に紹介されている[6]

既刊一覧

本編

タイトル レーベル 初版発行日 ISBNコード
ゴクドーくん漫遊記(エシャロット国編) 角川スニーカー文庫 1991年6月 (ISBN 4-04-412501-5)
ゴクドーくん漫遊記 2 (パルミット国編) 1992年4月 (ISBN 4-04-412502-3)
ゴクドーくん漫遊記 3 (イナホ国編) 1992年9月 (ISBN 4-04-412503-1)
ゴクドーくん漫遊記 4 チンゲンツァイ国編 上 1993年9月 (ISBN 4-04-412504-X)
ゴクドーくん漫遊記 5 チンゲンツァイ国編 中 1994年9月 (ISBN 4-04-412505-8)
ゴクドーくん漫遊記 6 チンゲンツァイ国編 下 1995年3月 (ISBN 4-04-412506-6)
ゴクドーくん漫遊記 7 (ヤム国編) 1995年12月 (ISBN 4-04-412507-4)
ゴクドーくん漫遊記 8 (オーロラ国編) 1996年9月 (ISBN 4-04-412508-2)
ゴクドーくん漫遊記 9 ロボット国編 上 1997年9月 (ISBN 4-04-412510-4)
ゴクドーくん漫遊記 10 ロボット国編 下 1998年6月 (ISBN 4-04-412512-0)
ゴクドーくん漫遊記 11 (ターメリック国編) 1998年9月 (ISBN 4-04-412513-9)
ゴクドーくん漫遊記 12 (フェンネル国編) 1999年4月 (ISBN 4-04-412515-5)
ゴクドーくん漫遊記 13 (完結編) 1999年9月 (ISBN 4-04-412516-3)

ゴクドーくん漫遊記外伝

タイトル レーベル 初版発行日 ISBNコード
ゴクドーくん漫遊記外伝 聖マリア修道院の怪談 電撃文庫 1993年6月 (ISBN 4-0730-0133-7)
ゴクドーくん漫遊記外伝 2 アーサガ王妃と電卓の騎士たち 1994年6月 (ISBN 4-0730-1138-3)
ゴクドーくん漫遊記外伝 3 俺たちは天使じゃねぇ 1995年9月 (ISBN 4-0730-3568-1)
ゴクドーくん漫遊記外伝 4 王子と叔父貴とおかしなヤツら 1996年8月 (ISBN 4-0730-5047-8)
ゴクドーくん漫遊記外伝 5 渚のオテンバ人魚 1997年5月 (ISBN 4-0730-6259-X)
ゴクドーくん漫遊記外伝 6 眠れる森の美女と野獣 1998年1月 (ISBN 4-8402-0761-5)
ゴクドーくん漫遊記外伝 7 幽霊城でつかまえて! 1998年3月 (ISBN 4-0731-1220-1)
ゴクドーくん漫遊記外伝 8 燃えよギョーザ3兄妹 1998年8月 (ISBN 4-8402-1253-8)
ゴクドーくん漫遊記外伝 9 パルミットの笛吹き 2000年1月 (ISBN 4-8402-1390-9)
ゴクドーくん漫遊記外伝 10 地獄に堕ちた亡者ども 上 2001年6月 (ISBN 4-8402-1760-2)

漫画

桐嶋たける版

原作のイラストを担当した桐嶋たけるが『コミック電撃大王』にて連載。単行本は全3巻。

タイトル レーベル 初版発行日 ISBNコード
極道くん漫遊記 THE COMIC 1 電撃コミックスEX 1995年12月 (ISBN 4-07-303999-7)
極道くん漫遊記 THE COMIC 2 1998年5月 (ISBN 4-07-308880-7)
ゴクドーくん漫遊記 1 電撃コミックス 1999年5月15日 (ISBN 4-07-312082-4)
ゴクドーくん漫遊記 2 1999年6月15日 (ISBN 4-8402-1224-4)
ゴクドーくん漫遊記 3 2000年8月15日 (ISBN 4-8402-1602-9)

ゴクドーくん漫遊記 THE BADDEST

また、東田寛子が『ドラゴンJr.』にて『ゴクドーくん漫遊記 THE BADDEST』( - ザ・バッデスト)を連載。単行本は全3巻。

タイトル レーベル 初版発行日 ISBNコード
ゴクドーくん漫遊記 THE BADDEST 1 (角川コミックス・ドラゴンJr.) 1999年8月 (ISBN 4-04-712194-0)
ゴクドーくん漫遊記 THE BADDEST 2 2000年4月 (ISBN 4-04-712225-4)
ゴクドーくん漫遊記 THE BADDEST 3 2000年9月 (ISBN 4-04-712244-0)

ラジオ番組

いずれも番組前半にパーソナリティによるトークパートがあり、後半にラジオドラマを放送していた。ラジオドラマの無い週には、原作者の中村うさぎも出演するスペシャルコーナーを設けていた(三重野瞳単独出演番組を除く)。

電撃アワー 極道くん漫遊記外伝
1994年4月 - 1994年10月 / ラジオ大阪文化放送(第1週) / パーソナリティ - 三石琴乃石田彰
三重野瞳の電撃アワー 極道くん漫遊記外伝
1994年10月 - 1995年3月 / KBCラジオ / パーソナリティ - 三重野瞳
実質上記の半年遅れで放送。
電撃うさぎアワー 極道くん漫遊記外伝2
1995年4月 - 1995年9月 / NACK5、ラジオ大阪ほか(全10局ネット) / パーソナリティ - 石田彰、三重野瞳

主題歌

オープニングテーマ「時の振子」
作詞 - 佐藤ありす / 作曲 - 山本健司 / 編曲 - 加藤みちあき / 歌 - a・chi-a・chi
エンディングテーマ「蒼い迷宮」(あおいラビリンス)
作詞 - 佐藤ありす / 作曲 - 山本健司 / 編曲 - 神林早人 / 歌 - a・chi-a・chi

CD

ラジオドラマを収録したCDとラジオドラマのサウンドトラックCDがビクターエンタテインメント(現・フライングドッグ)から発売。

タイトル 声の出演 発売日
極道くん漫遊記外伝〜生き血をすする聖女たち
CDシネマ1 “さよならシスターまたきてるーべっと”
三石琴乃、岩田光央平野文原えりこ 1994年6月22日
極道くん漫遊記外伝〜生き血をすする聖女たち
CDシネマ2 “我が人生に杭 (!?) なし”
1994年7月21日
極道くん漫遊記外伝〜生き血をすする聖女たち
CDシネマ3 “ラスト・ウォーズ〜バンパイヤの逆襲”
1994年8月24日
極道くん漫遊記外伝
CDシネマ4 売り飛ばされて大逃亡
1994年10月21日
極道くん漫遊記外伝1スペシャル 極道ナイトライブ 三石琴乃、石田彰、岩田光央、
中村うさぎ
1994年12月16日
極道くん漫遊記外伝2
CDシネマ1 財宝ダョ!全員集合!!
山口勝平、三石琴乃 、菊池正美、石田彰、久川綾藤田淑子西村知道 1995年6月21日
極道くん漫遊記外伝2
CDシネマ2 地下迷宮で笑ってる場合ですよ…?
1995年7月21日
極道くん漫遊記外伝2
CDシネマ3〜アトランダムまるごとハウ・マッチ?!
1995年8月23日
極道くん漫遊記外伝2スペシャル 極道ナイトライブ 三石琴乃、石田彰、山口勝平、
中村うさぎ、菊池正美、久川綾、藤田淑子
1995年11月22日
極道くん漫遊記外伝〜生き血をすする聖女たち
オリジナル・サウンドトラック
1994年9月21日
極道くん漫遊記外伝2 / (JAJA姫武遊伝)
オリジナル・サウンドトラック
1995年9月21日

テレビアニメ

テレビ東京系列局ほかで放送。全26話。テレビ東京系列局では1999年4月2日から同年9月24日まで放送。

スタッフ

主題歌

オープニングテーマ「プリズム」
作詞 - 森雪之丞 / 作曲 - 紫 / 編曲 - Achilles Damigos / 歌 - BAISER
エンディングテーマ「WAKE UP!」(1話 - 19話)
作詞・作曲 - 千聖、帆苅伸子/ 編曲 - 千聖、重盛美晴、T2ya / 歌 - 千聖
エンディングテーマ「SILENT MOON」(20話 - 26話〈最終話〉)
作詞 - 鮎川めぐみ / 作曲・編曲 - 西平彰 / 歌 - ellemo

各話リスト

話数 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 作画監督 放送日
1 いきなり美少女にばけちゃうオレなのよのこと 冨岡淳広 杉島邦久 西山明樹彦 平岡正幸 1999年
4月2日
2 おマヌケな飛び入りさわやか乱入のこと 笠井賢一 祝浩司 4月9日
3 オレ様の最後の願いを聞いてくれ!のこと 三浦浩児 谷口悟朗 杉本道明 4月16日
4 のるかそるか!?国王レースに出ちゃうぞ!のこと 菅原雅通 横田和 薄谷栄之 4月23日
5 スフィンクスにワケわかんねー謎を出されるのこと 水出弘一 布施木一喜 高津幸央 4月30日
6 もう女なんかぜってー信用しねぇ!のこと 冨岡淳広 藤本義孝 西山明樹彦 平岡正幸 5月7日
7 第三の男の正体にオレたちゃブッとんだ!のこと 三浦浩児 日下部光雄 佐藤多恵子 5月14日
8 薔薇の君プリンスあやかしの微笑み乱れ咲きのこと 冨岡淳広 谷口悟朗 笠井賢一 杉本道明 5月21日
9 絵にも描けない龍宮城に来てみればのこと 水出弘一 横田和 祝浩司 5月28日
10 お天気激変!爆裂太陽娘にふりまわされるのこと 菅原雅通 杉島邦久 布施木一喜 高津幸央 6月4日
11 ホトケと魔族のなんだか根の深そーな因縁のこと 三浦浩児 藤本義孝 西山明樹彦 平岡正幸 6月11日
12 お医者さんゴッコで宝玉大接近!のこと 冨岡淳広 横田和善 花井信也 水井舞
戸田真一
6月18日
13 驚天動地!イナホ国の明日はどっちだ!?のこと 菅原雅通 笠井賢一 杉本道明 6月25日
14 オレがあいつでこいつがどいつで大混乱のこと 冨岡淳広 細田雅弘 則座誠 本田蕪里 7月2日
15 おそるべき妖怪姉妹涙の再会!のこと 水出弘一 布施木一喜 祝浩司 7月9日
16 変わり果てたオレの体は何でそーなるの!?のこと 三浦浩児 横田和 西山明樹彦 高津幸央 7月16日
17 魅惑のチンゲンツァイシスターズ!登場のこと 菅原雅通 藤本義孝 笠井賢一 薄谷栄之 7月23日
18 オレ猿のまったくとんでもない正体は?のこと 三浦浩児 前島健一 花井信也 戸田真一 7月30日
19 みつめ愛・しのび愛・からみ愛のこと 菅原雅通 しのゆきひろ 杉本道明 8月6日
20 この子誰の子パンダの子?青い卵の謎のこと 水出弘一 横田和 祝浩司 8月13日
21 三蔵法師登場!オレたちの幸せ探しのこと 菅原雅通 藤本義孝 本田神蕉 8月20日
22 弥勒覚醒!幸せっていったいナニ?のこと 冨岡淳広 杉島邦久 西山明樹彦 薄谷栄之 8月27日
23 三蔵の逆襲!とにかくオレを元に戻してくれ!のこと 三浦浩児 布施木一喜 高津幸央 9月3日
24 めざめよ命の泉!オレ様大復活!!のこと 冨岡淳広 浅川智裕 花井信也 戸田真一 9月10日
25 夢見るオレ様!起きてビックラのこと 笠井賢一 杉本道明 9月17日
26 あばよ!誰にも文句はいわせねーぜ!のこと 杉島邦久 下笠美穂
及川博史(メカ)
杉本道明(エフェクト)
9月24日

放送局

放送対象地域 放送局 系列 放送日時 ネット状況 備考
関東広域圏 テレビ東京 テレビ東京系列 金曜 18:30 - 19:00 製作局
北海道 テレビ北海道 同時ネット[7]
愛知県 テレビ愛知
大阪府 テレビ大阪
岡山県・香川県 テレビせとうち
福岡県 TXN九州 現:TVQ九州放送
三重県 三重テレビ 独立局 木曜 18:30 - 19:00[8] 遅れネット
奈良県 奈良テレビ 月曜 7:30 - 8:00[9]

映像ソフト

テレビアニメ版を収録したVHSビデオ・LDDVDパイオニアLDCから発売。全7巻。

タイトル 発売日
ゴクドーくん漫遊記 ACT.1 1999年7月23日
ゴクドーくん漫遊記 ACT.2 1999年8月25日
ゴクドーくん漫遊記 ACT.3 1999年9月24日
ゴクドーくん漫遊記 ACT.4 1999年10月22日
ゴクドーくん漫遊記 ACT.5 1999年11月26日
ゴクドーくん漫遊記 ACT.6 1999年12月22日
ゴクドーくん漫遊記 ACT.7 2000年1月25日

脚注

  1. ^ nakamurausagiのツイート(832506194807762944)
  2. ^ “中村うさぎ、ラノベ黎明期から様変わり「異世界転生」氾濫に喝「テンプレ小説ばかり、書いてて恥ずかしくないのかな」”. リアルサウンド ブック (2023年3月29日). 2023年3月29日閲覧。
  3. ^ ドラマCD版は山口勝平
  4. ^ これは、ジンが意図的に美人にした訳ではなく「ゴクドーが女に生まれていれば」外見は最大限利用するだろうとの予想。
  5. ^ ドラマCD版は三石琴乃
  6. ^ 榎本秋 (2008年) [2008年10月31日初版発行]. 『ライトノベル文学論』 (初版 ed.). NTT出版. pp. 150 - 151頁. ISBN (978-4-7571-4199-5) 
  7. ^ “”. テレビ東京. 1999年4月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年1月30日閲覧。
  8. ^ テレビブロス中部版』平成12年2月5日号、東京ニュース通信社 
  9. ^ アニメディア』1999年10月号『TV STATION NETWORK』120頁。

外部リンク

  • ゴクドーくん漫遊記 - ジェネオン エンタテインメント
テレビ東京系列 金曜18:30枠
前番組 番組名 次番組
彼氏彼女の事情
(1998年10月2日 - 1999年3月26日)
ゴクドーくん漫遊記
(1999年4月2日 - 1999年9月24日)
ドンキーコング
(1999年10月1日 - 2000年6月30日)
文化放送 金曜25:30 - 26:00
黒BUTA天国
電撃アワー 極道くん漫遊記外伝
(1994年4月15日 - 1994年10月7日)
聖刻覇伝(ワースジード) ラシュオーンの嵐
(1994年10月14日 - 1995年4月7日)
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