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コリ・ガウフ

コリ・"ココ"・ガウフCori "Coco" Gauff, 英語発音: /ˈkoʊˌkoʊ ˈgɔːf/; 2004年3月13日 - )は、アメリカ合衆国ジョージア州アトランタ出身の女子プロテニス選手。これまでにWTAツアーでシングルス2勝、ダブルス6勝を挙げている。自己最高世界ランキングはシングルス4位。ダブルス1位。身長175cm、右利き、バックハンド・ストロークは両手打ち。本名はCoriだが、父親でありコーチのCoreyと同じ発音であるため、愛称のココCoco)が多く使われる[1]

コリ・ガウフ
Cori Gauff
2019年ウィンブルドン選手権でのココ・ガウフ
基本情報
愛称 ココ(Coco)
国籍 アメリカ合衆国
出身地 同・ジョージア州アトランタ
生年月日 (2004-03-13) 2004年3月13日(19歳)
身長 175cm
利き手
バックハンド 両手打ち
ツアー経歴
デビュー年 2018年
ツアー通算 8勝
シングルス 2勝
ダブルス 6勝
生涯獲得賞金 4,840,896アメリカ合衆国ドル
4大大会最高成績・シングルス
全豪 4回戦(2020)
全仏 準優勝(2022)
全英 4回戦(2019・21)
全米 ベスト8(2022)
4大大会最高成績・ダブルス
全豪 ベスト8(2020・21)
全仏 準優勝(2022)
全英 3回戦(2021)
全米 準優勝(2021)
4大大会最高成績・混合ダブルス
全英 ベスト4(2022)
全米 2回戦(2018)
キャリア自己最高ランキング
シングルス 4位(2022年10月24日)
ダブルス 1位(2022年8月15日)
2023年1月4日現在
テンプレート  プロジェクト テニス

史上最年少でウィンブルドン選手権の予選からの本戦入りした。2022年全仏オープンシングルス準優勝。2021年全米オープン・2022年全仏オープン女子ダブルス準優勝。

生い立ち

ガウフはジョージア州アトランタで生まれ育った。4歳のときに見た2009年全豪オープン女子シングルス決勝でテニスに興味を持ち始め、7歳から本格的にテニスを始めた。故にアイドルはウィリアムズ姉妹[2]。その後テニスの環境が整っているフロリダ州デルレイビーチに移住[3]。父親のコーリーはジョージア大学バスケットボール選手、母親のキャンディはフロリダ大学で陸上選手で、コーリーは2019年現在もコリのヘッドコーチを務めている[4][5]

2018年10月にニューバランスとスポンサー契約を締結した。また、2019年3月にはイタリア最大の食品会社であるバリラともスポンサー契約を締結した[6]

来歴

2018年 プロ転向

2018年5月、フロリダ州(オスプレイ)(英語版)で行われたITF女子サーキット2.5万ドルの大会でITFデビューし、同大会でプロ初勝利。2018年全仏オープンジュニアのシングルスの決勝でキャティ・マクナリーを2-1で破り、史上2番目の若さ、14歳でジュニアグランドスラム初優勝[7]2018年全米オープンジュニアのダブルスではキャティ・マクナリーとペアを組み、決勝で(ヘイリー・バプティスト)(英語版)(ダレイナ・ヒューイット)(英語版)ペアを破り優勝[8]。2018年(オレンジボウル)(英語版)の18歳以下の部で優勝。

2019年 ツアー初優勝

2019年2月、サプライズで行われたITF2.5万ドルの大会のダブルスで(ペイジー・フーリガン)(英語版)とペアを組み、ITF初優勝。3月のマイアミ・オープンでWTAデビューを果たし、1回戦のケイティ・マクナリーを破り初勝利もした。7月にはウィンブルドンのシングルス予選で3連勝し、ウィンブルドンではオープン化後史上最年少となる15歳3ヵ月で予選から本戦入りを果たした[9][10][11]。1回戦のヴィーナス・ウィリアムズをストレートで破る金星を挙げグランドスラム初白星。その後も勝ち、4回戦まで進んだ。4回戦ではシモナ・ハレプ相手に敗れた[12]。この活躍により一躍、注目若手選手となった[13]

シティ・オープンでは、シングルスは予選2試合を勝ち上がったが、本戦1回戦でザリナ・ディアスに敗れた。一方ダブルスでは、2018年全米オープンジュニアで優勝した時のパートナーである、キャティ・マクナリーとペアを組みワイルドカードで出場。勝ち進み、決勝では(ファニ・ストラー)/(マリア・サンチェス)組を6-2, 6-2で下してWTA初優勝を飾った[14]

全米オープンはワイルドカードで出場し、同大会初白星をあげた。3回戦で前年覇者の大坂なおみに敗れた。ラッキールーザーとして出場したオーストリア・レディース・リンツでは、第1シードのキキ・ベルテンスらを下して初の決勝進出。決勝でエレナ・オスタペンコに6-3, 1-6, 6-2で勝利し、15歳にしてツアー初優勝を果たした[15]。2004年以降で最年少のWTA大会覇者となった。大会終了後の世界ランキングで71位になりトップ100入りを果たした。BGLルクセンブルク・オープンでダブルス2勝目を挙げた。

2020年 トップ50入り

初出場の全豪オープンでは3回戦で前年優勝の大坂なおみを破り、4回戦まで進出した。4回戦で本大会優勝したソフィア・ケニンに 7-6(5), 3-6, 0-6で敗れた。ダブルスではベスト8に進出した。その後、新型コロナウイルス感染症の流行で3月よりツアーが中断。2月24日付けのランキングで49位になり、トップ50入りした。15歳の選手がトップ50に入ったのは、セシル・カラタンチェワ以来15年ぶりのことであった[16]。再開後のトップシード・オープンでベスト4入り。全仏オープンに初出場初勝利。

2021年 全米ダブルス準優勝

アデレード国際でベスト4入り。BNLイタリア国際でもベスト4。続く(エミリア・ロマーニャ・オープン)では決勝でワン・チャンを下し、大会の初代女王となった。また、ダブルスでも優勝し、単複二冠となった[17]全仏オープンではベスト8に進出し、テニス協議でアメリカ史上2番目の若さとなる東京五輪代表内定も決めた[18]ウィンブルドン選手権は4回戦進出。しかし、東京オリンピックは新型コロナウイルス感染症検査で陽性になったため、欠場することになった[19]。8月初旬のナショナル・バンク・オープンにて復帰し、ベスト8。全米オープン女子ダブルスでは、大1シードのエリーズ・メルテンス/謝淑薇組も含めて1セットも落とさずベスト4入り。準決勝は相手の途中棄権で決勝に進出したが、サマンサ・ストーサー/張帥組に阻まれた。この年は単複ともにトップ20入りした。

2022年 全仏単複準優勝 ダブルス世界1位

(アデレード国際2)でベスト4入りしたが、全豪オープンはノーシードの王薔相手に初戦敗退。カタール・トータル・オープンでベスト8。この年多く組んだジェシカ・ペグラとのダブルスでは第2・3シードを破り、初のWTA1000優勝を果たした。ダブルスはマイアミ・オープンでベスト4、ポルシェ・テニス・グランプリで準優勝になった。

全仏オープン、シングルスは1セットも落とすことなく自身初のGS決勝進出[20]。しかし、決勝では34連勝中の世界1位イガ・シフィオンテクを止めることができず、1-6, 3-6で完敗した[21]。ペグラとのダブルスでも決勝進出したが、キャロリン・ガルシア/クリスティナ・ムラデノビッチ組に逆転負けし、こちらも準優勝に留まった。これにより、ダブルスでトップ10入り。

その後、シングルスではナショナル・バンク・オープン全米オープンでベスト8になると、9月12日付けの世界ランキングで8位となり、初のトップ10入り。さらに2大会連続で8強の結果を残し、4位まで順位を上げた。WTAファイナルズに初出場したが、全敗に終わった。ダブルスでは、ナショナル・バンク・オープンで2回目のWTA1000を優勝したことで、8月15日に世界ランキング1位となった。18歳154日でのダブルス1位到達は、1998年のマルチナ・ヒンギス(17歳251日)に次いで史上2番目の年少記録であった[22]。(サンディエゴ・オープン)にも勝利し、こちらもWTAファイナルズに初出場したが全敗だった。

WTAツアー決勝進出結果

シングルス: 3回 (2勝1敗)

大会グレード
グランドスラム (0–1)
WTAファイナルズ (0–0)
WTA1000 (0–0)
WTAエリート・トロフィー (0-0)
WTA500 (0–0)
WTA250 (2–0)
結果 No. 決勝日 大会 サーフェス 対戦相手 スコア
優勝 1 2019年10月13日   リンツ ハード (室内)   エレナ・オスタペンコ 6–3, 1–6, 6–2
優勝 2 2021年5月22日   (パルマ) クレー   王薔 6–1, 6–3
準優勝 1. 2022年6月4日   全仏オープン クレー   イガ・シフィオンテク 1-6, 3-6

ダブルス: 9回 (6勝3敗)

結果 No. 決勝日 大会 サーフェス パートナー 対戦相手 スコア
優勝 1. 2019年8月4日   ワシントンD.C. ハード   キャティ・マクナリー   (マリア・サンチェス)
  (ファニー・ストラー)
6–2, 6–2
優勝 2. 2019年10月20日   ルクセンブルク ハード
(室内)
  キャティ・マクナリー   (ケイトリン・クリスチャン)
  (アレクサ・グアラチ)
6–2, 6–2
優勝 3. 2021年5月23日   (パルマ) クレー   キャティ・マクナリー   (ダリヤ・ユラク)
  (アンドレア・クレパック)
6–3, 6–2
準優勝 1. 2021年9月6日   ニューヨーク ハード   キャティ・マクナリー   サマンサ・ストーサー
  張帥
3–6, 6–3, 3–6
優勝 4. 2022年2月26日   ドーハ ハード   ジェシカ・ペグラ   エリーズ・メルテンス
(ベロニカ・クデルメトバ)
3-6, 7-5, 10-5
準優勝 2. 2022年4月24日   シュトゥットガルト クレー   張帥   (デミ・スゥース)
  (デシラエ・クラウチェク)
3–6, 4-6
準優勝 3. 2022年6月5日   ニューヨーク ハード   ジェシカ・ペグラ   キャロリン・ガルシア
  クリスティナ・ムラデノビッチ
6-2, 3-6, 2-6
優勝 5. 2022年8月14日   トロント ハード   ジェシカ・ペグラ   (ニコール・メリチャー)
  (エレン・ペレス)
6–4, 6–7(5), [10–5]
優勝 6. 2022年10月16日   (サンディエゴ) ハード   ジェシカ・ペグラ   ガブリエラ・ダブロウスキー
  (ジュリアーナ・オルモス)
1–6, 7–5, [10–4]

4大大会シングルス成績

略語の説明
 W   F  SF QF #R RR Q# LQ  A  Z# PO  G   S   B  NMS  P  NH

W=優勝, F=準優勝, SF=ベスト4, QF=ベスト8, #R=#回戦敗退, RR=ラウンドロビン敗退, Q#=予選#回戦敗退, LQ=予選敗退, A=大会不参加, Z#=デビスカップ/BJKカップ地域ゾーン, PO=デビスカップ/BJKカッププレーオフ, G=オリンピック金メダル, S=オリンピック銀メダル, B=オリンピック銅メダル, NMS=マスターズシリーズから降格, P=開催延期, NH=開催なし.

大会 2018 2019 2020 2021 (2022) (2023) 通算成績
全豪オープン A A 4R (2R) (1R) 4–3
全仏オープン A LQ 2R (QF) F 11–3
ウィンブルドン A 4R NH (4R) (3R) 8–3
全米オープン LQ 3R 2R (2R) (QF) 7-4

脚注

  1. ^ “Wimbledon 2019: Cori 'Coco' Gauff described as a 'champion in the making'” (英語) (2019年7月1日). 2019年7月3日閲覧。
  2. ^ “Cori Gauff, 15, makes historic Wimbledon debut”. UPI. 2023年1月3日閲覧。
  3. ^ “American teen Gauff impresses in junior Slam debut”. US Open. 2017年9月11日閲覧。
  4. ^ “Why 12-year-old Cori Gauff hopes she'll be the greatest of all time”. ESPN. 2017年9月11日閲覧。
  5. ^ “Interview with Coach Corey Gauff”. blacktennismagazine.com. 2019年7月1日閲覧。
  6. ^ “Tennis prodigy, 14, signs multi-year sponsor deal”. CNN. https://edition.cnn.com/2018/10/31/sport/cori-gauff-new-balance-sponsorship-deal-spt-intl/index.html 2018年11月1日閲覧。 
  7. ^ “Five Things to Know About Wimbledon Qualifier Cori Gauff”. baseline.tennis.com (2019年6月29日). 2019年7月1日閲覧。
  8. ^ “トップシードのガウフ/マクナリーが地元アメリカ勢対決を制してジュニア女子ダブルス優勝 [USオープン]”. tennismagazine.jp. 2019年8月4日閲覧。
  9. ^ “15-year-old makes Wimbledon history by earning main-draw spot”. (The42) (2019年6月27日). 2019年1月28日閲覧。
  10. ^ “Wimbledon qualifying: Cori Gauff makes history in qualifying aged 15”. BBC Sport (2019年6月27日). 2019年7月3日閲覧。
  11. ^ 本戦最年少は14歳2ヵ月のジェニファー・カプリアティ
  12. ^ “ガウフの快進撃ストップ、元世界1位ハレプに屈す”. www.afpbb.com. 2021年6月11日閲覧。
  13. ^ “ガウフって誰? 「やっと世界が気づいた」米テニスの逸材”. BBCニュース. 2021年6月11日閲覧。
  14. ^ “10代ペアのガウフ&マクナリーがダブルスで初のWTAタイトルを獲得「2人とって大きな意味がある」 [シティ・オープン]”. tennismagazine.jp. 2019年8月4日閲覧。
  15. ^ “15歳ガウフが夢のツアー初優勝、元全仏女王オスタペンコ破る”. www.afpbb.com. 2019年10月14日閲覧。
  16. ^ “15歳のココ・ガウフがトップ50入りの快挙!”. THE DIGEST. 2021年2月2日閲覧。
  17. ^ “17歳ガウフが単複2冠、エミリアロマーニャOP”. AFP. 2021年6月15日閲覧。
  18. ^ “ガウフが全仏準々決勝へ 直近15年で最年少でのGS8強入り”. www.afpbb.com. 2021年6月11日閲覧。
  19. ^ “米代表17歳ガウフ、コロナ陽性で五輪テニス欠場「とても失望しています」”. nikkansports.com. 2021年7月22日閲覧。
  20. ^ “18歳ガウフがグランドスラム初優勝にあと1勝「何があろうと私は幸せ」 [フレンチ・オープン]”. tennismagazine.jp. 2022年6月4日閲覧。
  21. ^ “ガウフ、完敗に涙「決勝でまたあなたと戦い、いつか勝てればいい」/全仏テニス”. サンスポ. 2022年6月4日閲覧。
  22. ^ “18歳ガウフがダブルス世界1位に!「どんなことでも1番になるのは嬉しいこと」”. WOWOWテニスワールド. 2023年1月3日閲覧。

外部リンク

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