コリンティアコス湾

コリンティアコス湾（コリンティアコスわん、ギリシア語: Κορινθιακός κόλπος / Korinthiakós Kólpos）は、ギリシャ中央部にある湾。イオニア海がギリシャ半島（バルカン半島南部）に深く湾入したもので、ギリシャ本土（ステレア・エラダ）とペロポネソス半島を隔てている。

コリンティアコス湾
コリンティアコス湾
コリンティアコス湾 ギリシャの地図を表示 コリンティアコス湾 ペロポネソス半島の地図を表示
ペロポネソス半島とコリンティアコス湾
場所	イオニア海（地中海）
座標	北緯38度12分 東経22度30分 / 北緯38.200度 東経22.500度 / 38.200; 22.500座標: 北緯38度12分 東経22度30分 / 北緯38.200度 東経22.500度 / 38.200; 22.500
国	ギリシャ
最長	130 km (81 mi)
最大幅	32 km (20 mi)
(テンプレートを表示)

コリント湾（英: Gulf of Corinth）やコリンティア湾（Corinthian Gulf）などの名称でも呼ばれる。

名称

コリンティアコス湾（コリント湾）の名は、最奥部の都市コリントに由来する。

湾口部の都市レパント（ナフパクトスのイタリア語名）から、レパント湾（Gulf of Lepanto）とも呼ばれる。

地理

「コリンティアコス湾」が指し示す範囲は諸説ある。イオニア海の湾入部のうち、リオ海峡の手前（西）をパトラ湾と呼び、リオ海峡より奥（東）のみをコリンティアコス湾とすることもある。

東西の長さは 130 km、幅は最も広い場所で 32 kmある。この湾はエーゲ海プレートとユーラシアプレートの境界（発散型境界）にあたり、周辺では地震も活発である。

リオ海峡にはリオ＝アンディリオ橋が架けられ、本土とペロポネソスを道路で結んでいる。

湾の最奥部（東南部）にコリントス地峡があり、コリントス運河によってサロニコス湾（エーゲ海）と結ばれている。

外部リンク

 

ウィキメディア・コモンズには、コリンティアコス湾に関連するカテゴリがあります。