コバトン (小惑星)

コバトン (12031 Kobaton) は小惑星帯の小惑星である。佐藤直人が1996年に秩父市で発見した。

コバトン 12031 Kobaton
仮符号・別名	1997 BY4
分類	小惑星
軌道の種類	小惑星帯
発見
発見日	1997年1月30日
発見者	佐藤直人
軌道要素と性質 元期:2010年1月4日 (JD 2,455,200.5)
軌道長半径 (a)	2.339 AU
近日点距離 (q)	1.976 AU
遠日点距離 (Q)	2.702 AU
離心率 (e)	0.155
公転周期 (P)	3.58 年
軌道傾斜角 (i)	9.93 度
近日点引数 (ω)	309.35 度
昇交点黄経 (Ω)	69.32 度
平均近点角 (M)	299.28 度
物理的性質
直径	5 - 10 km
絶対等級 (H)	13.8
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小惑星名は、埼玉県の県民の鳥「シラコバト」をモチーフにして作られた県のマスコットキャラクターコバトンに由来する。2009年3月に打ち上げられたディスカバリー号 (STS-119) に、コバトンのぬいぐるみが埼玉出身の若田光一宇宙飛行士の(公式飛行記念品)として搭乗し、国際宇宙ステーション (ISS) に約2週間滞在した（若田はその後4ヶ月間、日本人初のISS長期滞在を行っている）。これを記念して、埼玉県の依頼により佐藤が小惑星センターに命名を申請し、同年10月4日に承認された。同年11月6日には埼玉県より佐藤に感謝状が贈呈された。

なお、日本の都道府県のマスコットが小惑星の名称になるのはコバトンが初めてである。

関連項目

• 小惑星の一覧 (12001-13000)

外部リンク

• Kobaton JPL Small-Body Database Browser
• コバトン伝説