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ゲオルギー・セドフ

ゲオルギー・ヤコヴレヴィチ・セドフロシア語表記:Георгий Яковлевич Седовラテン翻字例 Georgiy Yakovlevich Sedov1877年4月23日 - 1914年3月5日)は、ロシアの海軍軍人、北極探検家である。

ゲオルギー・ヤコヴレヴィチ・セドフ
Георгий Яковлевич Седов
生誕 1877年4月23日 (5月5日)
ロシア帝国 ドン軍管州クリヴァヤ・コサ集落
死没 (1914-02-20) 1914年2月20日(36歳没) (3月5日)
ロシア帝国 アルハンゲリスク県ルドルフ島
軍歴 1901年 - 1914年
最終階級 上級海尉 (1911年)
勲章 (聖アンナ勲章)(英語版)
(聖スタニスラフ勲章)(英語版)
(日露戦争メダル)(英語版)
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生涯

セドフは1877年3月4日にアゾフ海北岸のクリバヤ・コサーで貧しい漁師の家に生まれた[1]。学校に入れてもらえなかったが、14歳の時にようやく3年生小学校に入学できた[2]。卒業後は商店の倉庫係として働いたが、船乗りの話を聞いて船長を志し、18歳の時にロストフへ行き航海学校に入学した[3]。1898年にそこを卒業すると小型船の船長になったが、遠洋には出られなかったため今度は海兵団の学生となった[4]

海軍に入ったセドフは海洋調査隊の副隊長として1902年から1903年にかけてノヴァヤゼムリャなどの調査を行った[4]日露戦争が勃発するとセドフはアムール艦隊の水雷艇艇長になった[5]。 戦後はカスピ海調査に参加し、続いて1909年にコリマ川河口地域調査隊長、1910年にはノヴァヤゼムリャ島調査隊長として調査に従事した[5]

1912年、セドフは北極点到達を目指す計画を提出した[6]。費用は10万ルーブルとし、政府には5万ルーブルを求めたが、結局1万ルーブルが与えられたのみであった[7]。準備に当たってもセドフは様々な障害にあった[8]。装備も物資の質も悪く、どうにか雇った狩猟船「聖フォーカ」(273トン)も乗員に逃げられた[8]

予定より大きく遅れて1912年8月27日にセドフ以下隊員5人と船員17名の乗る「聖フォーカ」はアルハンゲリスクを出港[9]。最初の冬はノヴァヤゼムリャ北西部のフォーカ湾で越冬し、その間に調査を実施した[9]。氷のため翌年船が動けるようになったのは9月になってからで、ゼムリャフランツァヨシファに向かいグッカー島で2度目の越冬に入った[10]。越冬中に全員が壊血病になった[10]。セドフは動けるうちに北へ向かうことを決心し、3台の犬ぞりを用意して船員の(アレクサンドル・プストシュヌイ)と(グリゴリー・リンニック)とともに1914年2月15日に出発した[11]。進むうちにセドフは風邪をひき、症状は悪化して3月5日にルドルフ島まで3kmの地点で死亡[12]。ルドルフ島のアウク岬に埋葬された[13]

その後プストシュヌイとリンニックは越冬地に戻り、「聖フォーカ」は8月2日にアルハンゲリスクに帰還した[13]

ノヴァヤゼムリャの、湾の名や、峰の名、フランツ・ヨーゼフ・ランドの氷河や岬の名、バレンツ海の島の名などにセドフの名が命名された。

ギャラリー

脚注

  1. ^ 『逸話で綴る極地探検家物語』122ページ
  2. ^ 『逸話で綴る極地探検家物語』122-123ページ
  3. ^ 『逸話で綴る極地探検家物語』124-125ページ
  4. ^ a b 『逸話で綴る極地探検家物語』125ページ
  5. ^ a b 『逸話で綴る極地探検家物語』126ページ
  6. ^ 『逸話で綴る極地探検家物語』127-128ページ
  7. ^ 『逸話で綴る極地探検家物語』128-129ページ
  8. ^ a b 『逸話で綴る極地探検家物語』129-130ページ
  9. ^ a b 『逸話で綴る極地探検家物語』131ページ
  10. ^ a b 『逸話で綴る極地探検家物語』132ページ
  11. ^ 『逸話で綴る極地探検家物語』132-134ページ
  12. ^ 『逸話で綴る極地探検家物語』135-136ページ
  13. ^ a b 『逸話で綴る極地探検家物語』136ページ

参考文献

  • 近野不二男『逸話で綴る極地探検家物語』玉川大学出版部、1976年

関連項目

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