ケン・ブキャナン(Ken Buchanan、男性、1945年6月28日 - 2023年4月1日)は、イギリス・スコットランドのプロボクサー。エディンバラ出身。身長171cm。元WBA・WBC統一世界ライト級王者。
来歴
1965年9月20日、プロデビュー。
1967年1月23日、17戦目でスコットランドライト級王座を獲得した。
1968年2月19日、24戦目でイギリスライト級王座を獲得した。
1970年1月29日、EBUヨーロッパライト級王座決定戦で(ミゲール・ベラスケス)と対戦し、15回判定負けで王座獲得ならず。34戦目での初黒星となった。
1970年9月26日、38戦目でWBA世界ライト級王者イスマエル・ラグナに挑戦し、15回判定勝ちで世界王座を獲得した。
1971年2月12日、ルーベン・ナバロと対戦し、15回判定勝ちでWBA王座の初防衛に成功した。同時に空位のWBC王座も獲得し、統一世界王者となった。
1971年6月25日、前王者でWBA世界1位イスマエル・ラグナとの再戦を優先した為、WBC世界1位(ペドロ・カラスコ)との防衛戦を拒否したとWBCにみなされて、WBC王座は防衛戦を行わないまま剥奪された。
1971年9月13日、防衛戦でイスマエル・ラグナと再戦し、15回判定勝ちで2度目の防衛に成功した。
1972年6月26日、3度目の防衛戦でロベルト・デュランと対戦し、13回TKO負けでWBA王座から陥落した。
1973年1月29日、イギリスライト級王者ジム・ワットに挑戦し、イギリス王座を再獲得した。
1974年5月1日、EBUヨーロッパライト級王座を獲得した。
1975年2月27日、WBC世界ライト級王者ガッツ石松に挑戦し、15回判定負けで世界王座返り咲きならず。
1975年7月25日、EBUヨーロッパライト級王座の2度目の防衛に成功。この試合を最後に引退した。
4年後の1979年に復帰し、EBUヨーロッパライト級王座にも挑戦したが返り咲きに失敗し、1982年1月25日の試合を最後に再び引退した。
獲得タイトル
脚注
- ^ “ブキャナン氏77歳で死去、スコットランド初のボクシング統一王者”. AFP. (2023年4月2日)2023年4月3日閲覧。
関連項目
外部リンク
- ケン・ブキャナンの戦績 - BoxRec(英語)