ケム・ソカー(クメール語: កឹម សុខា、1953年6月27日 - )は、カンボジアの政治家。国民議会議員(3期)。
経歴
タケオ州出身。
2005年12月、フン・センへの名誉毀損で逮捕、抑留されるが翌2006年1月に釈放された[1]。
2007年、人権党を結成すると同時にカンボジア人権センター代表を辞職する[2]。2008年、国民議会選挙では選挙連合「変革の民主運動」を結成して与党・カンボジア人民党に臨んだ。自らも国政復帰し野党第二党となるも人民党が安定多数を占めた。
2012年7月、野党第一党のサム・ランシー党のサム・ランシー党首とマニラで会談。両党の合流による新党結成で合意した。10月には新党登録が内務省に認められ、新党「カンボジア救国党」を結成し、副党首に就任する。
2017年3月、サム・ランシーの辞任に伴い、カンボジア救国党の党首に就任した[3]。9月3日に国家反逆容疑により逮捕[4]。11月16日にカンボジア救国党は最高裁判所により解散を命じられた[5]。2018年9月10日に保釈された[6]。
2023年3月には、禁固27年が言い渡された[7]。
脚注
- ^ 「名誉棄損で拘留の活動家、保釈 - カンボジア」『AFPBB News』2006年01月23日[]
- ^ 「ケム・ソカー氏が人権党を旗揚げ」『かんぼじあらっせ』2007年4月13日 [出典無効]
- ^ “”. 産経ニュース(共同通信) (2017年3月2日). 2017年10月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年10月8日閲覧。
- ^ . 時事ドットコム (時事通信). (2017年9月3日). オリジナルの2017年11月17日時点におけるアーカイブ。 2017年11月17日閲覧。
- ^ “カンボジア最高裁、最大野党の解党決定 政治家100人以上の活動も禁止”. AFPBB News (フランス通信社). (2017年11月16日) 2017年11月17日閲覧。
- ^ “カンボジア、最大野党の党首保釈 反逆罪で昨年収監”. AFPBB News. フランス通信社. (2018年9月10日) 2018年9月17日閲覧。
- ^ 大西智也 (2023年3月3日). “カンボジア野党指導者に禁錮27年 政治活動も禁止”. 日本経済新聞2023年3月4日閲覧。
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