グレイソン・グリーア・ロドリゲス(Grayson Greer Rodriguez, 1999年11月16日 - )は、アメリカ合衆国テキサス州ヒューストン出身のプロ野球選手(投手)。右投左打。MLBのボルチモア・オリオールズ所属。
経歴
2018年のMLBドラフト1巡目(全体11位)でボルチモア・オリオールズから指名され[1]、プロ入り。なお、契約しない場合はへ進学の予定であった[2]。契約後、傘下のルーキー級ガルフ・コーストリーグ・オリオールズでプロデビュー。9試合(先発8試合)に登板して0勝2敗、防御率1.40、20奪三振を記録した。
2019年はA級(デルマーバ・ショアバーズ)でプレーし、20試合に先発登板して10勝4敗、防御率2.68、129奪三振を記録した[3]。7月には(オールスター・フューチャーズゲーム)のアメリカンリーグ選抜に選出された[4]。
2020年は新型コロナウイルスの感染拡大の影響でマイナーリーグが開催されなかったため、公式戦での登板はなかった。
2021年はA+級(アバディーン・アイアンバーズ)で開幕を迎え、5試合に先発登板して3勝0敗、防御率1.54、40奪三振を記録した。6月1日にAA級ボウイ・ベイソックスへ昇格し、18試合に先発登板して6勝1敗、防御率2.60、121奪三振を記録した[3]。
2022年3月にMLB.comが発表した(プロスペクト)ランキングでは、全体で6位、オリオールズの組織内では2位にランクインした[5]。シーズンではA+級アバディーン、AA級ボウイ、AAA級ノーフォーク・タイズでプレーし、3球団合計で17試合に先発登板して6勝2敗、防御率2.62、109奪三振を記録した。オフの11月15日に(ルール・ファイブ・ドラフト)での流出を防ぐために(40人枠)入りした[6]。
投球スタイル
平均95-101mphのスピンが掛かった速球と、80mph台半ばのチェンジアップが最大の武器である。スライダーとカーブも良く、全ての球種が決め球として使用でき、高い奪三振能力を持つ。コントロールも正確であり、2021年のマイナーでの与四球率は2.4であった[7][8]。
詳細情報
記録
- MiLB
- オールスター・フューチャーズゲーム選出:1回((2019年))
背番号
- 30(2023年 - )
脚注
- ^ Brittany Ghiroli (2018年6月4日). “Orioles target prep righty Rodriguez at No. 11” (英語). MLB.com. 2020年5月18日閲覧。
- ^ Keith Leventhal (2017年11月8日). “Signing Day - Central Heights' Grayson Rodriguez Signs With Texas A&M” (英語). CBS19.tv. 2020年5月18日閲覧。
- ^ a b MLB公式プロフィール参照。2022年6月1日閲覧。
- ^ “2019 MLB All-Star Futures Game rosters” (英語). ESPN (2019年7月3日). 2020年5月18日閲覧。
- ^ Jonathan Mayo (2022年3月18日). “NEW: 2022 Top 100 Prospects list unveiled”. MLB.com. 2022年6月1日閲覧。
- ^ JakeRill (2022年11月15日). “O's add No. 2 prospect Rodriguez, 4 others to 40-man” (英語). MLB.com. 2023年2月14日閲覧。
- ^ Top 100 Baseball Prospects MLB.com 2022年4月10日閲覧
- ^ 「2020 プロスペクト・ランキングTOP100」『隔月刊スラッガー』2020年5月号 日本スポーツ企画出版社 30頁
関連項目
外部リンク
- 選手の通算成績と情報 MLB、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
- Grayson Rodriguez stats MiLB.com (英語)
- Grayson Rodriguez (@G_Rodriguez16) - Twitter
- Grayson Rodriguez (@grayson.rodriguez16) - Instagram