クル川(クルがわ、Кур)は、ロシア連邦ハバロフスク地方の川であり、(ミャオチャン山脈)の南から流れ出て、ウルミ川と合流し、アムール川の左支流であるトゥングースカ川となる。全長は434km。清朝時代は庫嚕河と呼ばれていたが、現代中国語では庫爾河(中国語: 庫尔河)である。
山地から平地へと流れる川で、ヤラプ川との合流点から下流の方が激しい。水位の変化が穏やかなのは沼沢の影響による。
生態系
(イトウ)、(レノック) (Lenok)、(カワヒメマス) ( Grayling ) といった魚がおり、川沿いにはヒグマ、ツキノワグマ、ノロジカ、ヘラジカ、(マンシュウアカシカ)、ウサギ、カワウソといった獣とコウライアイサ、アオサギ、オジロワシ、ミサゴ、コウノトリといった鳥が生息する(沿アムール)地域の典型的な動物相である。
支流
- 右支流
- (ヤラプ川)(Ярап)
- (ビラカン川)(Биракан)
- (ウリカ川)(Улика)
- 左支流
- アルガ川(Алга)
外部リンク
- Сервер Правительства Хабаровского края - Туризм и отдых - Река Кур(ロシア語)