クリーク(フランス語: crique)はフランス、(ヴィヴァレ地方)のジャガイモ料理のひとつ[1]。すり下ろしたジャガイモを円盤型に成型し揚げて料理する[1]。表面がcric(ものが割れたり裂けたりする音[2])、すなわち「ぱりっとしている」ため、この名前が付いた[1]。
まずジャガイモをすりおろして水分を切る。これにおろしニンニク、ベーコン、溶き卵、塩、胡椒、刻みパセリを混ぜ、円盤型に成型してからオリーブオイルでリソレすれば完成[1]。
オーヴェルニュ地方一帯では語源の同じ料理としてクリケット(フランス語: criquette)というものもある(etteは指小辞)[3]。これは同じくおろしたジャガイモと卵を混ぜて焼く料理である[3]。