『クライムズ・オブ・ザ・フューチャー』(原題:Crimes of the Future)は、2022年制作のカナダ・ギリシャのSF映画。デヴィッド・クローネンバーグ監督。PG-12指定。第75回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品された[4]際、退出者が続出し、賛否両論を呼んだ[1][5]。
クライムズ・オブ・ザ・フューチャー | |
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Crimes of the Future | |
監督 | デヴィッド・クローネンバーグ |
脚本 | デヴィッド・クローネンバーグ |
製作 | ロバート・ラントス パノス・パパハジス スティーヴ・ソロモス |
製作総指揮 | ジョー・ヤーコノ ピーター・タッチ クリステル・コナン トーステン・シューマッハー トム・クイン クリスチャン・パークス |
出演者 | ヴィゴ・モーテンセン レア・セドゥ クリステン・スチュワート |
音楽 | ハワード・ショア |
撮影 | ダグラス・コッチ |
編集 | クリストファー・ドナルドソン |
配給 | クロックワークス= (STAR CHANNEL MOVIES) |
公開 | 2022年6月3日 2023年8月18日[1] |
上映時間 | 107分 |
製作国 | カナダ ギリシャ |
言語 | 英語 |
製作費 | $27,000,000[2] |
興行収入 | $2,452,882[3] $4,551,565[3] |
なお、クローネンバーグは1970年に原題が同じ映画『(クライム・オブ・ザ・フューチャー/未来犯罪の確立)』(Crimes of the Future)を制作しているが無関係で、そのリメイクでもない。
あらすじ
人類が生物学的構造の変容を遂げ、人工的な環境に適応するよう進化した未来の世界。アーティストのソールは、自身の体から臓器を生み出し、パートナーのカプリースがタトゥーを施して摘出するショーで人気を博していた。しかし政府は、人類の誤った進化と暴走を監視するため“臓器登録所”を設立し、ソールをマークするようになる。
キャスト
- ソール:ヴィゴ・モーテンセン[6]
- カプリース:レア・セドゥ[6]
- ティムリン:クリステン・スチュワート[6]
- ラング:スコット・スピードマン
脚注
- ^ a b “自身のカラダから臓器を生み出すアーティスト描く クローネンバーグ新作「クライムズ・オブ・ザ・フューチャー」8月公開”. 映画.com. (2023年4月24日)2023年4月25日閲覧。
- ^ Hertz, Barry (2022年5月12日). “Robert Lantos: Canada's one true movie mogul, and perhaps its last”. The Globe and Mail 2022年9月5日閲覧。
- ^ a b “Crimes of the Future”. Box Office Mojo. 2022年6月24日閲覧。
- ^ D'Alessandro, Anthony (2022年5月23日). “David Cronenberg's 'Crimes Of The Future' Nabs Six-Minute Standing Ovation At Cannes World Premiere”. Deadline Hollywood. 2022年5月23日閲覧。
- ^ “カンヌで賛否両論、クローネンバーグ監督が描く人類の進化『クライムズ・オブ・ザ・フューチャー』8月公開”. cinemacafe.net. (2023年4月24日)2023年4月25日閲覧。
- ^ a b c White, James (May 8, 2022). “Surgery is the New Sex in the Trailer for David Cronenberg's Crimes of the Future”. (Empire) .
外部リンク
- 日本版オフィシャルサイト
- クライムズ・オブ・ザ・フューチャー - allcinema
- クライムズ・オブ・ザ・フューチャー - KINENOTE
- Crimes of the Future - オールムービー(英語)
- Crimes of the Future - IMDb(英語)
- 公式Twitter (@cotfmovie) - Twitter