ギュスターヴ=アンリ・コラン(Gustave-Henri Colin、1828年7月11日 - 1910年12月29日)は、フランスの画家である。
略歴
オー=ド=フランス地域圏のアラスで生まれた[1]。アラスでコンスタン・デュティユーに学んだ後、パリに出て、アリ・シェフェール、トマ・クチュール、ジャン=バティスト・カミーユ・コローに学んだ[1]。1857年の祖母の肖像画でサロン・ド・パリに初めて出展した。
スペインとの国境に近いシブールを拠点に多くの風景画を描き、1862年にシブールの対岸の街、サン=ジャン=ド=リュズに移りバスク地方の風景を描いた。
パリのアカデミー・ジュリアンの教授となり、1863年の「落選展」に出展し、1874年第1回印象派展の出展者の一人となり、5点の作品を出展した。サロン・ド・パリでは1880年と1889年、1900年に入選した。
作品
Le Castillo et le Goulet de Pasajès
「ビスカヤの見習い闘牛士」
脚注
参考文献
- Hans-Peter Bühler, « Colin, Gustave », in Allgemeines Künstlerlexikon. Die Bildenden Künstler aller Zeiten und Völker (AKL), vol.20, 1998, p. 254.
- Dictionnaire Bénézit, 1999