『キル』は、野田秀樹の作による劇作品。1994年に企画製作会社(NODA・MAP)の第1回公演として、野田の演出によりシアターコクーンにて初演された。ジンギスカンの戦いとファッション界の競争を重ね合わせ、モンゴルの草原の洋服屋に生まれて自らのファッションブランド「蒼き狼」で世界制服を目指すテムジンの一生と、現代のモンゴルを訪れた観光客たちの姿が交錯しながら描かれていく。タイトルの「キル」は、「着る」、「生きる」、「kill」など様々な言葉とかけられている。キャストを変えて1997年、2007〜2008年にも再演された。
上演歴
- NODA・MAP 第1回公演
- 1994年1月7日 - 2月27日:シアターコクーン
- 1994年3月4日 - 3月13日:近鉄劇場
- NODA・MAP 第4回公演
- 1997年7月3日 - 7月13日:近鉄劇場
- 1997年7月18日 - 8月31日:シアターコクーン
- NODA・MAP 第13回公演
- 2007年12月7日 - 2008年1月31日:シアターコクーン
各公演の配役
スタッフ(初演)
書籍
外部リンク
- NODA・MAP