キタユウレイクラゲ(英: Lion's mane jellyfish、学名: Cyanea capillata)は、鉢虫綱旗口クラゲ目(ユウレイクラゲ科)(ユウレイクラゲ属)(英語版)に属するクラゲ。ライオンのたてがみのような赤銅色の触手があることから、「ライオンタテガミクラゲ」とも呼ばれる[1]。この種は巨大なクラゲであり、傘の直径は2mほどに達する。1870年にアメリカ・マサチューセッツ州で過去最大の個体が記録・確認され、傘の直径2.3m・触手の先端まで37mであった。イギリス近海などの北方海域(冷たい海)に生息する。日本でも、北海道から三陸沿岸等の寒冷海域にて生息が確認されている[2]。日本近海に生息する中でもエチゼンクラゲに匹敵する大きさと危険性を持つ種である。写真等では白っぽい色で写っている場合があるが[3]、実際は体色が黄色から濃橙色系統の体色であり、若い頃は淡い色が年齢を経るに従って濃くなっていく。
キタユウレイクラゲ |
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分類 |
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界 | : | 動物界 Animalia | 門 | : | 刺胞動物門 Cnidaria | 綱 | : | 鉢虫綱 Scyphozoa | 目 | : | 旗口クラゲ目 Semaeostomeae | 科 | : | (ユウレイクラゲ科) Cyaneidae | 属 | : | (ユウレイクラゲ属) Cyanea | 種 | : | キタユウレイクラゲ C. capillata |
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学名 |
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Cyanea capillata (Linnaeus, 1758) |
英名 |
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Lion's mane jellyfish |
脚注 [脚注の使い方]
- ^ “ライオンのたてがみ|えのすいトリーター日誌|新江ノ島水族館”. 新江ノ島水族館. 2023年5月16日閲覧。
- ^ “夏にぴったりの「幽霊」?|海遊館とつながる|海遊館”. 海遊館. 2023年5月15日閲覧。
- ^ “キタユウレイクラゲ”. 北海道大学臼尻水産実験所. 2023年5月15日閲覧。
関連項目
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