住友VISAミュージカル[1]『キス・ミー・ケイト』(Kiss Me, Kate)は、宝塚歌劇団のミュージカル作品。2幕[1]。同名ミュージカルの宝塚版。
概要
岡田敬二が大浦みずき・ひびき美都の新トップコンビに相応しいと判断し、コンビ御披露目公演として上演。また、74期生(麻乃佳世、汐風幸、白城あやか、渚あき、初風緑、美郷真也、森奈みはる、和央ようかなど)の初舞台公演でもあった。
1950年代のアメリカ・ボルティモアのフォード劇場のフレッドは、1年前に離婚した元妻のリリーと『じゃじゃ馬ならし』の舞台で共演することになる[2]。
劇中劇と舞台裏を繋ぎ合わせ、コール・ポーターの曲を散りばめながら、2人の恋の顛末を描いたミュージカル[2]。
この作品は、その年の月刊「ミュージカル」の作品・アーチスト・タレント部門ベスト10に、それぞれランクインした。
公演期間と公演場所
スタッフ
※氏名の後ろに「宝塚」、「東京」の文字がなければ両劇場共通
- 作曲・編曲:コール・ポーター[1]
- 脚本[1]:(ベラ・スペワック)、(サミュエル・スペワック)
- 翻訳:倉橋健[3]
- 訳詞:岩谷時子[3]
- 音楽:吉崎憲治[3]
- 編曲[3]:イアン・マクファーソン、橋本和明
- 音楽指揮:岡田良機[3](宝塚)、(大谷肇)[5](東京)
- 振付[3]:謝珠栄、喜多弘
- 口上指導:(花柳禄春)[3]
- 装置:(大橋泰弘)[3]
- 衣装:(任田幾英)[3]
- 照明:(勝柴次朗)[3]
- 小道具:(万波一重)[3]
- 効果:(市成秀二)[3]
- 音響監督:(松永浩志)[3]
- 演出助手[3]:小池修一郎、中村暁
- 振付助手:尚すみれ[3]
- 舞台進行[3]:(馬場弘和)、(高階弘之)
- 製作担当:(長谷山太刀夫)[5](東京)
- 制作:(高野賢一)[3]
- 協賛:株式会社 (住友クレジットサービス)[3]
- 後援:関西テレビ放送 株式会社[3]
主な配役
- 本公演
脚注
参考文献
- 企画・構成・執筆:橋本雅夫 著、編集統括:北川方英 編『夢を描いて華やかに―宝塚歌劇80年史―』宝塚歌劇団、1994年9月9日。ISBN (4-924333-11-5)。
- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN (978-4-484-14600-3)。