ガウン(英語: gown)とは、洋服の一形式で、膝あるいは床に届くような丈の長い衣を指す[1]。中世ラテン語の "gunna" (毛皮の服の意)に由来し、長くてゆったりとした外衣として中世ヨーロッパにおいて男女ともに着用された。また、ガウンはドレスとほぼ同義にも用いられ、フランス語の「ローブ」(robe)とも重複する概念である。また、男性用のガウンもしくは(ナイトシャツ)状のものをハウスコート(英:housecoat)と呼ぶ。
今日でもガウンは特定の儀礼等において着用される。例えば法服ではゆったりとしたガウンを着用し、
また大学の儀礼で用いるアカデミックドレスでもガウンを用いる。また、英語圏では女性用のイブニングドレスをイブニングガウン、ウェディングドレスをウエディングガウン、寝間着をナイトガウン等と呼ぶが、日本語では室内着・寝間着として着用する外衣(バスローブや(ドレッシングガウン))を単に「ガウン」と呼ぶ場合もある[2]。
概要
スポーツの世界では、ボクサーやプロレスラーがリングに上がる直前まで着ていることが多い。また医療用品として、主に感染予防などで使われるのもある。
脚注
関連項目
- (病衣)
- (医療用ガウン)
- アカデミックドレス