カンディ(フランス語:Kandi)はベナン北部のアリボリ県の県都。 2013年の人口は約17.8万人。 元々は市場町だったが、現在では農業が主な産業となっている。 国を南北に貫く幹線道路沿いにあり、コトヌーからは650km、ポルトノボからは523kmそれぞれ離れている。 [1][2][3]
歴史
ソンガイ帝国を構成したデンディ王国により建設された。 近くの村々にはオヨ帝国建設の諸戦争から逃れてきたモコレ・ヨルバ人やバリバ人が暮らしている。
地理
- 北:マランヴィル
- 東:セグバーナ
- 南:ゴグヌー
- 西:バニコアラ
行政区画
- カンディ第1
- カンディ第2
- カンディ第3
- アンガラデブー
- ベンセクー
- ドンワリ
- カッサクー
- サア
- サム
- ソンソロ
経済
農業に従事する人が最も多く、貿易、輸送、技芸などがそれに続く。 トウモロコシ、綿花、カポック、アワキビ、ピーナッツなどが生産される[2][1]。 郊外では高品質の鉄鉱石が産出される[1]。
交通
RNIE2号線が通る他、中心街の北にはカンディ空港がある[1]。