カレン・ダイアン・マグヌセン(Karen Diane Magnussen、1952年4月4日 - )は、カナダ出身の女性フィギュアスケート選手。1972年札幌オリンピック女子シングル銀メダリスト。1973年世界フィギュアスケート選手権女子シングルチャンピオン。
経歴
- 1972年札幌オリンピックで銀メダルを獲得。
- 1973年世界フィギュアスケート選手権で優勝し、のちに引退。引退後はコーチとして活動し、エリザベス・マンリーやジョゼ・シュイナール、また短期間ではあるがミラ・リャンらを指導した。
規定問題
- 1972年当時、フィギュアスケートはコンパルソリー(規定)とフリーしかなく、カレンは規定を不得意としていた。オーストリアのベアトリクス・シューバは規定を得意としており、札幌オリンピックでベアトリクスは規定で1位、フリーで7位となったが金メダルを獲得する。カレンとジャネット・リンはともにフリーで2位と1位であったが規定で出遅れたことが響き、総合でカレンは銀メダル、ジャネットは銅メダルに終わった。このことがきっかけとなり、「フィギュアはスポーツか芸術か」との論争が巻き起こり、翌73年シーズン、規定の比重を下げることを目的として規定とフリーの間にショートプログラムを導入するに至った。
主な戦績
外部リンク
- カレン・マグヌセン
- カレン・マグヌセン - Olympedia(英語)