カナディアン・オープン(英語: Canadian Open) は、カナダで毎年1月に開催されているカーリング大会。ワールドカーリングツアーにおける最高峰のグランドスラム・オブ・カーリングのひとつ。2022-23年シーズン現在の大会名称はCo-opカナディアン・オープン (英語: Co-op Canadian Open)。
今シーズンの大会: 2023年大会 | |
競技 | カーリング |
---|---|
開始年 | 2001 |
開催期間 | 1月 |
チーム数 | 16チーム |
加盟組織 | ワールドカーリングツアー |
公式サイト | |
thegrandslamofcurling |
概要
ワールドカーリングツアー (英語: World Curling Tour、略語: WCT) における最高峰のグランドスラム・オブ・カーリング (英語: Grand Slam Of Curling、略語: GSOC) として毎年1月にカナダで行われる。男子は2001-02年シーズン、女子は2014-15年シーズンより開催。男女ともに16チームの参加。GSOCで唯一、トリプルノックアウト形式で行われる。マスターズ、ナショナル、プレーヤーズ選手権と合わせ「メジャー」指定大会。優勝チームにはチャンピオンズカップの出場権が与えられる。
出場資格
招待チームは下記の通りである[1]。
- WCT Order of Merit(略語: OOM)ポイントランキング1位~7位:計7チーム
- WCT Year to Date(略語: YTD)ポイントランキング1位~7位:計7チーム
- スポンサー推薦:計1チーム
- ツアーチャレンジ・ティア2優勝
OOMとYTDに重複でランクインしている又は招待チームが辞退した場合、OOM→YTDの順に次のランクのチームが繰り上げで出場資格を得る。
結果
男子
開催年 | 優勝スキップ | 準優勝スキップ | 開催地 | 賞金総額(CAD) |
---|---|---|---|---|
2001 [2] | (ウェイン・ミッドオー) | (ジェフ・ストートン) | (ウェインライト) | $100,000 |
2002 [3] | ケビン・マーティン | (グレン・ハワード) | サンダーベイ | $100,000 |
2003 [4] | (グレン・デスピン) | (デーヴ・ベーマー) | ブランドン | $100,000 |
2005 [5] | ケビン・マーティン | (ランディ・ファービー) | ウィニペグ | $100,000 |
2006 [6] | ジェフ・ストートン | (ジョン・モリス) | ウィニペグ | $100,000 |
2007(1月)[7] | ケビン・マーティン | ランディ・ファービー | ウィニペグ | $100,000 |
2007(12月)[8] | ケビン・マーティン | (ショーン・アダムス) | ケベック・シティー | $100,000 |
2009 [9] | グレン・ハワード | ケビン・マーティン | ウィニペグ | $100,000 |
2010 [10] | ケビン・マーティン | グレン・ハワード | ウィニペグ | $100,000 |
2011(1月)[11] | (マイク・マキュウェン) | グレン・ハワード | オシャワ | $100,000 |
2011(12月)[12] | マイク・マキュウェン | ジェフ・ストートン | キングストン | $100,000 |
2012 [13] | グレン・ハワード | (ブラッド・ジェイコブズ) | ケロウナ | $100,000 |
2013 [14] | (ケヴィン・クーイ) | (ブラッド・グシュー) | メディシンハット | $100,000 |
2014 [15] | ブラッド・グシュー | (スティーヴ・レイコック) | (ヨークトン) | $100,000 |
2015 [16] | (ジョン・エッピング) | ブラッド・グシュー | ヨークトン | $100,000 |
2017 [17] | ブラッド・グシュー | (ニクラス・エディン) | (ノース・バトルフォード) | $100,000 |
2018 [18] | (ペーター・デ・クルス) | ニクラス・エディン | (カムローズ) | $100,000 |
2019 [19] | (ブレンダン・ボッチャー) | ジョン・エッピング | ノース・バトルフォード | $100,000 |
2020 [20] | ブラッド・ジェイコブズ | ジョン・エッピング | ヨークトン | $150,000 |
2021 | 新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大の影響により中止 [21] | |||
2022 | COVID-19の感染拡大の影響により中止 [22] | |||
2023 [23] | ブレンダン・ボッチャー | ニクラス・エディン | カムローズ | $150,000 |
(2024) | レッドディア | $150,000 |
女子
開催年 | 優勝スキップ | 準優勝スキップ | 開催地 | 賞金総額(CAD) |
---|---|---|---|---|
2014 [24] | イブ・ミュアヘッド | (レイチェル・ホーマン) | (ヨークトン) | $100,000 |
2015 [25] | レイチェル・ホーマン | ジェニファー・ジョーンズ | ヨークトン | $100,000 |
2017 [26] | (キャシー・シャイデガー) | シルヴァナ・ティリンツォーニ | (ノース・バトルフォード) | $100,000 |
2018 [27] | (チェルシー・キャリー) | (ミシェル・イングロット) | (カムローズ) | $100,000 |
2019 [28] | レイチェル・ホーマン | シルヴァナ・ティリンツォーニ | ノース・バトルフォード | $100,000 |
2020 [29] | アンナ・ハッセルボリ | (キム・ミンジ) | ヨークトン | $150,000 |
2021 | 新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大の影響により中止 [21] | |||
2022 | COVID-19の感染拡大の影響により中止 [22] | |||
2023 [30] | 藤澤五月 | (ケリー・エイナーソン) | カムローズ | $150,000 |
(2024) | レッドディア | $150,000 |
日本チームの出場成績
略語の説明 | |
---|---|
C | 優勝 |
F | 準優勝 |
SF | ベスト4 |
QF | ベスト6・ベスト8 |
R16 | ベスト16 |
Q | 予選敗退 |
T2 | ティア2(2部)出場 |
DNP | 大会不参加 |
N/A | 開催せず |
- 女子
脚注
- ^ “CANADIAN OPEN FORMAT & QUALIFICATION”. Grand Slam Of Curling. 2020年1月8日閲覧。
- ^ CurlingZone
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- ^ a b c d “Grand Slam curling circuit forced to drop 4 events because of COVID-19 pandemic” (英語). CBC Sports (2020年7月8日). 2020年7月10日閲覧。
- ^ a b c d “GSOC cancels 2022 Meridian Open in Camrose” (英語). Grand Slam of Curling (2021年12月29日). 2021年12月29日閲覧。
- ^ CurlingZone
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外部リンク
- Canadian Open - The Grand Slam of Curling(英語)