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カトリーヌ・ボーシュマン=ピナール

カトリーヌ・ボーシュマン=ピナール(Catherine Beauchemin-Pinard、1994年6月26日 - )はカナダモントリオール出身の柔道家。階級は57kg級と63㎏級。身長161㎝[1][2][3]

人物

最初は63kg級の選手として一定の活躍をしていたが、2013年から階級を57kg級に下げると、世界ジュニアでは準々決勝でこの当時日本代表だった出口クリスタ肩車の有効で破るも、その後の決勝でポーランドのアリエタ・ポドラッチに敗れて2位だった[3]。2014年にはグランプリ・ウランバートルIJFワールド柔道ツアー初優勝を飾ると、続くグランドスラム・チュメニでも優勝したものの、世界選手権では2回戦で敗れた[3]世界ジュニアでは準決勝で玉置桃に合技で敗れて3位だった[3]。2015年にはパンアメリカン競技大会で2位となった[3]世界選手権では準決勝でルーマニアのコリーナ・カプリオリウに技ありで敗れると、3位決定戦でもモンゴルのドルジスレン・スミヤに指導3で敗れて5位だった[2]。2016年のリオデジャネイロオリンピックでは初戦でハンガリーのヘドヴィグ・カラカスに指導1で敗れた[1]。2017年にはカナダに国籍を変更した出口クリスタやジェシカ・クリムカイトとの代表争いを避けて63㎏級に階級を戻した[4]。2019年にはグランドスラム・エカテリンブルグで3位になると、パンナム選手権では初優勝を飾った[2][3]。2021年7月に日本武道館で開催された東京オリンピックでは準決勝で世界チャンピオンであるフランスのクラリス・アグベニューに技ありで敗れるも、3位決定戦に勝利して前日のクリムカイトに続いて銅メダルを獲得した[5]。2022年には英連邦競技大会で優勝した[2]世界選手権では決勝で堀川恵内股で敗れて2位だった[6]。2023年のグランドスラム・テルアビブでは優勝した[7]

IJF世界ランキングは3639ポイント獲得で2位(2023/5/15)[8][9][10]

主な戦績

63kg級での戦績

57kg級での戦績

63kg級での戦績

(出典[2]、JudoInside.com)

脚注

  1. ^ a b Biography and Olympic Results
  2. ^ a b c d e profile
  3. ^ a b c d e f Judo results
  4. ^ Christa Deguchi and Jessica Klimkait in a Historic Finale[]
  5. ^ Olympic Games Tokyo 2020
  6. ^ Tashkent World Senior Championships 2022
  7. ^ Tel Aviv Grand Slam 2023
  8. ^ Catherine Beauchemin-Pinard / IJF.org
  9. ^ World ranking list
  10. ^ “”. 2016年9月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年5月28日閲覧。

外部リンク

  • カトリーヌ・ボーシュマン=ピナール - JudoInside.com のプロフィール(英語)
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