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カイ・ソット

カイ・ザカリー・パーラド・ソットKai Zachary Perlado Sotto, 2002年5月11日 - )は、フィリピンラスピニャス出身のプロバスケットボール選手。B.LEAGUE広島ドラゴンフライズに所属している。ポジションはセンター

カイ・ソット
Kai Sotto
広島ドラゴンフライズでのソット
(2023年)
広島ドラゴンフライズ  No.11
ポジション C
所属リーグ B.LEAGUE
シュート
基本情報
国籍 フィリピン
生年月日 (2002-05-11) 2002年5月11日(21歳)
出身地 ラスピニャス
身長 218cm (7 ft 2 in)
体重 105kg (231 lb)
キャリア情報
高校 アテネオ・デ・マニラ大学附属高等学校
NBAドラフト 2022年 / (ドラフト外)
プロ選手期間 2021年–現在
経歴
2021–2023アデレード・36ers
2023広島ドラゴンフライズ
受賞歴
  • NBLファン投票シーズンMVP (2022)
代表歴
キャップ フィリピン
獲得メダル
フィリピン
SEABA U-16 アジア選手権
2017 ケソン

経歴

生い立ち

フィリピンで生まれ育ち、4歳の頃からバスケットボールを始める[1]ティム・ダンカンクリスタプス・ポルジンギスを目標としていた。

ハイスクール

2016年にアテネオ・デ・マニラ大学附属高等学校に進学。2018年の(UAAPバスケットボール選手権)(英語版)ではチームを優勝に導き、ファイナルMVPを受賞した[2]。翌シーズンには平均25.1得点・13.9リバウンド・2.6ブロックを記録し、UAAPのジュニアMVPを受賞した。

 
2020年のソット

2019年11月にアメリカ合衆国へ渡り、ジョージア州アトランタにあるスキルファクトリーでトレーニングを積んだ[3]。2020年1月に行われたキング・インビテーショナル・トーナメントでは3試合で平均27得点・10.6リバウンド・4.3ブロックを記録し、MVPを受賞した[4]。また、同年2月にシカゴで開催されたNBAオールスターウィークエンドでは、NBA主催の国際キャンプに参加した[5]

リクルート

ESPNなどの主要サイトから4つ星評価され、NCAAの複数の大学からオファーを受けた。

高校生アスリートのリクルート情報(アメリカのカレッジスポーツ)
氏名 出身 高校 / 大学 身長 体重 コミット日
カイ・ソット
C
ラスピニャス アテネオ・デ・マニラ大学附属高等学校
(フィリピン)
7 ft 2 in (2.18 m) 232 lb (105 kg) — 
(リクルート スターレーティング)(英語版): ScoutN/A   Rivals:    247Sports:     ESPN:    ESPNグレード: 84
全リクルート順位:   Rivals: 70  247Sports: 54  ESPN: 65
  • 注意: 多くの場合、Scout、Rivals、247Sports、ESPNの間で身長、体重が一致しない可能性がある。
  • これらの場合、平均をとっている。ESPNグレードは100ポイントスケールに基づいている。

出典:

  • “2020 Team Ranking”. Rivals.com. 2023年2月6日閲覧。

NBAGリーグ・イグナイト

大学へは進学せず、2020年5月13日にNBAGリーグ・イグナイトと契約した。しかし、2020-21シーズンは新型コロナウイルスのプロトコルの問題や、フィリピン代表としてプレーしていたこともあり、開幕から欠場が続いた。その後、双方合意の上でチームから離脱[6]。イグナイトでは1試合もプレーすることはなかった。

プロチームのイグナイトと契約したためNCAAの大学への進学資格はなく、新設されたプロリーグのオーバータイム・エリートと契約するという噂が流れた[7]。また、年齢の問題で2021年のNBAドラフトへのエントリー資格もなかった[8]

アデレード・36ers

2021年4月21日にNBLアデレード・36ersと特別指定選手として契約した[9]

2022年1月30日には前年優勝のメルボルン・ユナイテッドを相手に12得点・4リバウンドを記録し、勝利に貢献した[10]。4月28日には2022年のNBAドラフトへエントリーし、複数のNBAチームとワークアウトを行ったが、指名はなかった。その後代理人を変更し、アデレードに残留することを発表した[11]。10月28日のニュージーランド・ブレイカーズ戦ではシーズンハイの16得点を記録した[12]

2023年2月5日にアデレードからの退団と、海外リーグへの移籍を発表した[13]

広島ドラゴンフライズ

2023年2月7日にB.LEAGUE広島ドラゴンフライズと契約した[14]

家族

父の(アービン・ソット)(英語版)と名付け親の(ラニデル・デ・オカンポ)(英語版)も元プロバスケットボール選手で、PBAでプレーしていた[15]

脚注

  1. ^ Celis, Beth (2016年4月30日). “Bright future ahead for Kai” (英語). INQUIRER.net. 2023年2月6日閲覧。
  2. ^ “Finals MVP Kai Sotto 'the happiest man in the Philippines' after Ateneo’s title win” (英語). RAPPLER (2018年3月2日). 2023年2月6日閲覧。
  3. ^ “Sports” (英語). Manila Bulletin. 2023年2月6日閲覧。
  4. ^ Giongco, Mark (2020年1月22日). “Kai Sotto wins MVP in Atlanta tournament” (英語). INQUIRER.net. 2023年2月6日閲覧。
  5. ^ “2020 NBA All-Star Pascal Siakam, Davis Bertāns, Tacko Fall and Lauri Markkanen to coach top international prospects at sixth annual Basketball Without Borders Global Camp” (英語). NBA.com: NBA Communications (2020年2月7日). 2023年2月6日閲覧。
  6. ^ “NBA says Kai Sotto will no longer rejoin Ignite in G League bubble” (英語). Spin.ph. 2023年2月6日閲覧。
  7. ^ Li, Matthew (2021年4月5日). “Is Overtime Elite next for Kai Sotto?” (英語). Tiebreaker Times. 2023年2月6日閲覧。
  8. ^ Li, Matthew (2021年4月21日). “No hard feelings for Kai after being declared ineligible for 2021 NBA Draft” (英語). Tiebreaker Times. 2023年2月6日閲覧。
  9. ^ “Adelaide 36ers secure Kai Sotto for NBL22” (英語). Adelaide 36ers Official Website. 2023年2月6日閲覧。
  10. ^ Neil (2022年1月30日). “Kai Sotto, Adelaide 36ers upset reigning champions Melbourne United, 88-83” (英語). BusinessWorld Online. 2023年2月6日閲覧。
  11. ^ Morales, Luisa. “Kai Sotto returns to Adelaide 36ers in Australia's NBL”. Philstar.com. 2023年2月6日閲覧。
  12. ^ Morales, Luisa. “Kai Sotto posts season-high but Adelaide 36ers lose to Breakers”. Philstar.com. 2023年2月6日閲覧。
  13. ^ “Kai Sotto leaves Adelaide as ‘new opportunity’ awaits” (英語). RAPPLER (2023年2月5日). 2023年2月6日閲覧。
  14. ^ “#11カイソット選手 契約合意(新規)のお知らせ”. 広島ドラゴンフライズ. 2023年2月7日閲覧。
  15. ^ “Sports” (英語). Manila Bulletin. 2023年2月6日閲覧。

外部リンク

  • Adelaide 36ers bio
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