オットー2世(Otto II., 1206年4月7日 - 1253年11月29日)は、バイエルン公兼ライン宮中伯。ルートヴィヒ1世とボヘミア公(ベドジフ)の娘ルドミラの子。
生涯
1222年にライン宮中伯ハインリヒ5世(ハインリヒ獅子公の息子)の娘アグネスとヴォルムスで結婚。この縁が元でライン宮中伯とバイエルン公はオットー2世の子孫に代々受け継がれていく事になる。ホーエンシュタウフェン朝に忠実であり、神聖ローマ皇帝フリードリヒ2世の次男コンラート4世に娘のエリーザベトを娶わせている。
1253年、ランツフートで死去。遺領は長男のルートヴィヒ2世と次男のハインリヒ13世が共同統治する事になったが、1255年に分割、ルートヴィヒ2世はライン宮中伯と上バイエルン公となり、ハインリヒ13世は下バイエルン公として相続した。
家族
アグネスとの間に5人の子を儲けた。
- エリーザベト(1227年 - 1273年) - 1246年にローマ王コンラート4世と結婚、1259年にチロル伯兼ケルンテン公マインハルトと再婚。
- ルートヴィヒ2世(1229年 - 1294年) - 上バイエルン公、ライン宮中伯。
- ハインリヒ13世(1235年 - 1290年) - 下バイエルン公
- ゾフィー(1236年 - 1289年) - 1258年に(ズルツバッハ)=ヒルシュベルク伯ゲプハルト4世と結婚。
- アグネス(1240年 - 1306年)