オオシャコガイ (大硨磲貝、Giant clam) は、 二枚貝の中では世界最大となるシャコガイの種である。地球上で最大の貝[1]。
概要
殻長2m近く、重量200kgを超えることがある。これまでに記録された最大のものは、体長1.35m、重量230kgに達したという。野生下での寿命は100年以上であるが、400年以上生きた個体も存在する[2]。学名はTridacna gigasである[3]。オオシャコガイがこれほど巨大になる理由は、自分の組織内で生活する数十億もの共生藻が作る、糖分やタンパク質などを消費するためである[2]。そして、共生する藻に光合成をさせている。殻の配色は個体によって様々。これまで、オオシャコガイによって死傷した人間は出ていないという。近年では、絶滅が懸念されている種でもある[2]。
分布
エサ
画像
出典
外部リンク
- ウィキメディア・コモンズには、オオシャコガイに関するカテゴリがあります。
- ウィキスピーシーズには、オオシャコガイに関する情報があります。
- オオシャコガイ - ナショナルジオグラフィック