ウムット・リュトフィ・エズテュルク（トルコ語: Umut Lütfi Öztürk、英語: Umut Lutfi Ozturk ウムット・リュトフィ・オズテュルク、1977年 - ）は、トルコの外交官。欧州各国大使館での在外勤務や(外務副大臣)特別顧問などを経て、2021年4月より在名古屋総領事を務めている[1]。アンカラ県(ハイマナ)生まれ、アンカラ大学出身。母国語のトルコ語に加えて英語に堪能。既婚で二児の父。
2021年5月19日、河村たかし名古屋市長を表敬訪問して着任の挨拶をした[2]。同年8月9日、長崎市平和公園で開催された被爆76周年長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典に参列して、原爆の犠牲者に哀悼の意を捧げた[3][4]。
学歴
経歴
- 2000年 : (ズィラート銀行)（農業銀行）監査員補佐[5]
- 2001年 - 2003年: (外国貿易事務局)(トルコ輸出促進センター)専門家補佐[5]
- 2003年 : (外務省)入省[5]
- 2003年 - 2004年: 外務省経済担当部内勤[5]
- 2004年 - 2005年: 兵役[5]
- 2005年 - 2006年: 外務省エネルギー担当部三等書記官[5]
- 2006年 - 2008年: 在バトゥミ総領事館副領事[5]
- 2008年 - 2011年: (在オーストラリア大使館)二等書記官[5]
- 2011年 - 2012年: (在イタリア大使館)二等書記官、在勤中に(NATO防衛大学)上級コース履修[5]
- 2012年 - 2013年: 外務省コーカサス担当部係長、一等書記官[5]
- 2013年 - 2017年: (在スイス大使館)参事官、特命全権大使に次ぐ序列第二位[5]
- 2018年 : 外務省調査諜報担当部長[5]
- 2018年 : (外務副大臣)特別顧問[5]
- 2019年 - 2021年: (在北マケドニア大使館)参事官、特命全権大使に次ぐ序列第二位[5]
- 2021年 - （現職）: 在名古屋総領事（4月1日着任）[5]
出典
- ^ “下関とイスタンブール、姉妹都市50周年 「交流ますます発展を」 トルコ総領事が市長表敬 ／山口”. 毎日新聞 (2022年5月29日). 2022年5月29日閲覧。
- ^ 名古屋市: 外国からの賓客（市長の部屋）
- ^ T.C. Nagoya Başkonsolosluğu on Twitter: "オズテュルク総領事は、被爆76周年長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典に参列し、原爆の犠牲者を哀悼しました。 #長崎市平和公園 https://t.co/D8aNojNOGt" / Twitter
- ^ T.C. Nagoya Başkonsolosluğu on Twitter: "Nagasaki'ye atom bombası atılmasının 76. yıldönümü münasebetiyle Nagasaki Barış Parkı'nda düzenlenen törene katılarak bu saldırıda hayatlarını kaybedenleri saygıyla andık. #NagasakiBarışParkı https://t.co/364P9dyZ5A" / Twitter （トルコ語）
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q Başkonsolosun Özgeçmişi | T.C. Nagoya Başkonsolosluğu （トルコ語）
外部リンク
- ウムット・リュトフィ・エズテュルク (@lumutto) - Twitter
- ウムット・リュトフィ・オズテュルク総領事 略歴
- Başkonsolosun Özgeçmişi | T.C. Nagoya Başkonsolosluğu （トルコ語）
- 大地震からの復旧 駐名古屋トルコ総領事 ウムット・リュトフィ・オズテュルク - 2023年2月26日
- トルコのコーヒー文化 駐名古屋トルコ総領事 ウムット・リュトフィ・オズテュルク - 2022年12月25日
- 建国99年、強固な絆を 駐名古屋トルコ総領事 ウムット・リュトフィ・オズテュルク - 2022年10月30日
- 春の訪れと生命力 駐名古屋トルコ総領事 ウムット・リュトフィ・オズテュルク - 2022年5月15日
- 受け継がれる強い絆 駐名古屋トルコ総領事 ウムット・リュトフィ・オズテュルク - 2022年3月20日
| 公職 | ||
|---|---|---|
| 先代 (メフメト・セルタチ・シェンメザイ) （メフメット・セルタチ・ソンメズアイ） | 在名古屋トルコ共和国総領事 2021年 - | 次代 （現職） |