シュターラ・エ・ナジ-ミハイ・シュターライ・イルマ伯爵夫人(Gróf sztárai és nagy-Mihályi Sztáray Irma[1]、1864年7月10日-1940年9月3日)はハンガリーの貴族、女官。オーストリア皇后エリーザベトに使えたことで知られている。
経歴
ハンガリーの名門貴族(シュターライ家)出身の地主貴族の娘としてにハンガリー領(シュターレ)(現在はスロバキア領)に生まれる。 30歳で同郷の(マリア・フェステティクス)の後任としてエリーザベト皇后付き女官に就任する。 1898年9月10日のジュネーブで、エリーザベトがアナーキストのルイジ・ルケーニによって暗殺された際に、彼女のそばにいたのもイルマである。 エリーザベトの死後はしばらくウィーンに住んだあと、故郷に戻り、エリーザベトと過ごした5年間についての回顧録を書き、第二次大戦中の1940年にスロバキアで亡くなった。
著書
- Erzsébet királyné kíséretében(1909年)