概要
2008年に結成された民主党(PD)を創設した有力者であり、中道政党マルゲリータ(ML)出身のフランチェスコ・ルテッリは、2008年総選挙で下野して以降、PDが旧イタリア共産党の流れを汲む左翼民主主義者(DS)出身議員を中心に左傾化していることに不満を持っていた。
2009年10月の書記長(党首)選挙において、同じML出身で現職のダリオ・フランチェスキーニがDS出身で党内最左派のピエル・ルイジ・ベルサーニに敗れたことからPDの左傾化に失望し、離党を表明した。
離党したルテッリは、新たな政策要綱「改革と政権交代のマニフェスト」を発表した。
翌11月、新党「イタリア同盟」を結成し、中道勢力として活動することを表明した。
外部リンク
- Alleanza per l'italia